変形性膝関節症の保存療法

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  • 運動と医学の出版社
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784904862506

作品紹介・あらすじ

変形性膝関節における理学療法の良質なエビデンスは多数報告されていますが、臨床現場では保存的治療戦略の確立には至っているとは言えません。
また、現在15万人以上の理学療法士がいる中で、変形性膝関節の保存療法をしっかり理解して、患者を治療している人はとても少ないと言えます。
実際に、変形性膝関節の保存療法として、あまり自身がなく、「何をしたら良いかわからない」と、そう感じているセラピストは、少なくないのではないでしょうか。
その原因の1つとして、変形性膝関節症によって起こる機能障害の仮説検証を繰り返していく過程が十分に行えていないことが挙げられます。
仮説検証とは対象者の訴えや症状から病態を推測し、仮説に基づき適切な検査法を選択し、対象者の最も適した介入方法を決定していく一連の過程のことを言います。この仮説検証を日々の臨床で繰り返していくことが良質な医療を患者に提供するために不可欠です。
『変形性膝関節症の保存療法』では、この仮説検証をする上で必要な知識やノウハウを余すことなく詰め込こんでいます。
山田英司先生が遺した本書が、変形性膝関節症の保存療法における、新しいスタンダードとなることを確信しています。

感想・レビュー・書評

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著者プロフィール

1970年、愛知県生まれ
1993年、国立善通寺病院附属リハビリテーション学院理学療法学科を卒業し、理学療法士となる。
石川県立中央病院、香川医科大学附属病院、回生病院関節外科センターなどに勤務し、非常勤講師としても多くの学校で教壇に立つ。2007年、香川医科大学(現 香川大学)大学院博士過程機能構築医学先行医用工学部門を終了し博士号を取得。2011年より徳島文理大学保健福祉学部理学療法学科の准教授となる。その後も岡山医療専門職大学や仙台青葉学院短期大学など、教育・研究の場で活躍。
2021年没 享年52歳。

「2022年 『変形性膝関節症の保存療法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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