ソーシャルもうええねん

著者 :
  • ナナ・コーポレート・コミュニケーション
3.69
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本棚登録 : 518
感想 : 92
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784904899335

作品紹介・あらすじ

ソーシャルなんて嘘ばっかりだ。「お金を払う」ではなく「お金をもらう」とスキルは高速で身につく。つくられた情報に踊らされない思考術。

感想・レビュー・書評

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  • テンポのいいあるある本。面白かったけれど、著者のような天才型の人にしかできないような経験談はあんまり共感できないなぁ。確かにプログラムって写経から入れば誰でもある程度はできるようになるけれど、GW中にプリンタドライバを書けるぐらいになれるかっていうと、やっぱりセンスが必要だと思う。ビジネスに関しても同じ。センスのない人が同じことしても絶対に無理。タイトルと中身も微妙に合っていないし、読み方によってはただの自慢本。

  • 前半はソーシャル世界の裏話。後半は仕事に関して。
    ぱっと見、軽い内容に思えたけど、読んでみると的を得ている内容が多く、最後まで一気に読みきってしまいました。
    読みやすいので、1時間ちょっとで読み切れます。
    参考になる言葉も多かったです。

  • 思ったよりもよかった。
    ツイッタ―やフェイスブックのイイネがお金で買えるとは全然知らなかった。前からイイネの数は怪しいなと思っていたけど、お金での売買があると知って納得。
    おっさんがお金を払って若者が無料で遊ぶという構造も知らなかったし、無料ゲームがなぜ存在するのかの理由がやっとわかった。
    ネットが災害に弱くラジオやテレビが災害に強いというのはなるほどと思った。いわれてみれば常時の状態でコンサートなど人ごみにいくとネットはアクセス多数でつながらない。

    本の後半が著者の企業話と人生観になるが、これが意外とよかった。
    ・お金を払うのではなく、お金をもらうと、スキルは早く身に付く ←納得
    ・プログラミング、英語を覚えるのに即効性のあった「写経」 ←これも納得
    ・たった2つの勇気
     ①nullなり適当な値をつっこんでコンパイルする勇気
     ②プライドを捨てて、人に聞いたり、頼ったりする勇気。
    著者が本当になにも知らず、価格相場すらまったくしらなくてクライアントに教えてもらううような人だが、わらかないことはわからないといい愚直正直にやってきたことで商売で生き残っていることは面白い。

  • タイトルはキャッチーですが、内容は実にまっとうな本です。

    前半はソーシャルネットワークのこと。後半は仕事・キャリアについてのことです。

    前半はブログで好評だった記事を一般の人向けに柔らかめに書き直してありました。Twitterのフォロワーはお金で買えるなど、非IT業界の人が知らなさそうな面白い話が取り上げられています。

    後半はキャリアについての話で、著者が会社員だった時から起業した後までの体験談が元になっています。
    生きる知恵が詰まったいい内容でした。

  • ネットの書評サイトで見かけて。ものすごくうなづける内容。それだけになんにも学べない。
    ●面白かった点
    内容は至極まっとう。
    ●気になった点
    新しい視点がない。

  • ひたすら自分を正直にさらけ出すことで大いなる前進を遂げる著者。プロトタイプ・動くものを見せることで、普通考えうるアクション前の様々な各種準備・ハードル・心理的障害を、いとも簡単に突き抜けている・やり過ごしていく様は痛快。色々言うのは簡単なのだろうが、行動することに対しては頭が下がる思い。「とにかくやってみる」。参考にできるか・・な。

  • 読み物として面白かったです。プログラミングの写経は実践してみます。

  • 想像の55倍良著。
    P124~127が特に素晴らしい!

    お金もらって学べ!

    P124から127を読め!

  • どうやったら食えるのか。自己啓発のテーマとして、これ以上深淵で、また誤解されがちなテーマもない。凡百の「イマドキの生き方指南本」を凌駕する内容。ちゃんと食いたいなら、この本を10回読めといいたくなるくらい、まっとうなことが書いてある。
    そこらじゅうに付箋が立ってるけど、心が震えた2カ所だけ引用。
    null(空欄)だらけの会社登記の書類を受け付けた法務局のおっちゃんの言葉→「ええか、これからもな、わからんかったら、人に聞いたらええんや。誰でもなんでも最初から、うまいこといくもんちゃうんや。人生勉強やで」
    企業しはじめの頃、ウェブ制作業務を受けた経験からの誓い→「相見積もりを取られないような分野で仕事をしていこう。競争は最大のコストだ」

  • 情報はちゃんと裏付けを取る。ネットの情報を真に受けない。ツィッターもFacebookもかなり疑わしい。

  • 著者のブログやWeb媒体の連載でいままで書きためた文章を編集したエッセイ集。

    表題のテーマで一冊まとまった論考になっているわけではなく、終いまで読むと、むしろソーシャルメディアなくしてはこの本の企画は成立し得なかったことがわかる。

    フリーのエンジニアとしての著者の生き方論的な第2章が意外といい。
    っていうか、この方やっぱり面白い。

  • 適当な値を入れてコンパイルする勇気

    エラーを何度繰り返してもへこたれず修正していけばうまくいく。

    なにか新しいことを怖れずにやれるチカラをプログラミングが育ててくれていたんだなーと感銘しました。

    「とりあえずやってみる人」は好きなものもできるものも増える。

    小規模なほどPDCAよりDCAPが大事であり、
    それが人生をハッピーにすごす簡単な方法だと専門用語もなしに教えてくれてておもしろかったです。

  • ケータイコンテンツの世界は、クーラーのきいた涼しいオフィスビルのパソコン上で作られた仮装アイテムに、汗水流して働くトラックの運転手さんなどのブルーワーカーがお金を払う不思議な市場。開発している方も、なんで売れているのかわからない。」「いろいろ考えるより、海外で話題のサービスをパクれ!僕もFriendsterというサイトを徹底的にパクってmixiを立ち上げた!」という衛藤バタラさんの発言に従って筆者はGumroadをパクリAmeroadを作って1日で150万円にして売った。「毎朝鏡を見て自問している。『今日が人生最後の日だとしたら、私は今日する予定のことをしたいと思うだろうか』」という言葉に従って即日売った。しかし、最近は海外のサービスの日本語化が早いからパクる前に本家が来てしまう。ネットでは、あちこちで儲け話が飛び交っているが、ウソも多い。信用していいものと信用してはいけないものを区別するには訓練が必要。考えてみてください。ウソでも「100億円儲かっている」というのはタダです。人が儲かっている話を聞いても、自分の財布の中身が増えるわけでもなく、信憑性がなければ聞き流して忘れてしまった方がいいかも。ネットには一位がたくさんいる。瞬間的なものを含めれば。動いているものを見せれば大人は納得する

  • まあ、面白いかな

  • 動いているプログラムが正しい

    中年の無職男性の自殺について

    iPodの割り切り。データ保持とか著作権保護は無視。
    プログラミングは「写経」

    災害時はワンセグかラジオ。

  • レビュー省略

  • 驚いたのがツイッターのフォロワーやFacebookのいいねが売買されているということだった。こんなことすら僕は知らなかった。世の中ステマだらけだということを改めて知った。
    怪しい企業の信用調査をしたり、何も知らない状態で企業したりと・・・筆者の行動力に感服した。

  • ソーシャルメディアは危ういということを改めて指摘している本。「うん、そうだよな」と思いながら読んだ。
    ITに深くない人ほど読んだほうがいい本

  • 総裁。ブログをまとめた本なので、書かれていることはほとんど既知の話ばかり。しかし、改めて読むとフリーランスとしての生きてゆき方として端的に良く書かれていると思う。

  • クレイジーワークス総裁ブログを基に加筆修正した本。こうしたITやソーシャル系について書いた本は数年経つと、なに言ってるんだかとか予想大はずれみたいなことが往々にしてあるけど、本書に書いてあることは発刊から四年経つのにそうしたところがほとんど無い。さすが。

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