こうさぎとおちばおくりのうた

著者 : わたりむつこ

• のら書店 (2021年10月16日発売)

作品紹介・あらすじ

きょうはうさぎまちのあきまつりのひです。
４ひきのこうさぎはたちは、おまつりの行列についていきました。
途中、秋の色になった山やまをみて、４ひきのこうさぎたちは、ぶなじいに会いたくなって・・・。
愛らしいこうさぎと美しい自然を描いた絵本です。

2010年に『もりのおとぶくろ』を刊行してから11年。『こうさぎとほしのどうくつ』『こうさぎと４ほんのマフラー』と春・夏・冬と続き、最終章秋のおはなし『こうさぎとおちばおくりのうた』で完成になります。

感想・レビュー・書評

[猫丸(nyancomaru)さんの感想 · 2021年10月30日]

【出久根育原画展2021】『こうさぎとおちばおくりのうた』原画展始まりました！ | 教文館ナルニア国
https://www.kyobunkwan.co.jp/narnia/archives/info/2021-4

出久根育さん×木村有子さんオンライントーク | 教文館ナルニア国
https://www.kyobunkwan.co.jp/narnia/archives/info/12bba795

こうさぎとおちばおくりのうた｜本をさがす｜こどもの本の「のら書店」
https://bit.ly/3pQG86b

[Tatsuo-yさんの感想 · 2023年11月14日]

秋の色合いがとても美しく描かれている絵本。言葉遣いも綺麗だなと思う。四人兄弟のうさぎがそれぞれどれなのかな？と分かりにくかったりもしますが、美しい季節感あふれる内容です。

[p0coc0さんの感想 · 2023年12月29日]

秋の山や木が綺麗に描かれています。
個人的には丁度いい分量だったと思います。

ぶなじいが秋の紅葉の時期、葉っぱが黄色くなることを「かがやくとき」と言っていて
とってもステキな表現だなぁと思いました。

大きな木から包みこむような優しさみたいなものを感じることがあるのは、こういった絵本由来のロマンなのかな？

読んでいる今は冬で、木にはもう葉っぱもないのですが、秋の黄色い葉っぱや黄色い景色を恋しく思いました。

秋を感じたい時にぜひ手にとってもらいたい一冊です。

ひらがなと漢字(ふりがなあり)とカタカナ、数字が使われています。

[司書KODOMOブックリスト（注：「司書になるため勉強中」のアカウントです）さんの感想 · 2023年12月13日]

子ウサギ４兄妹のシリーズ。

著者プロフィール

1939年宮城県生まれ。東京女子大学日本文学科卒業。「はなはなみんみ物語シリーズ・全３巻」（岩崎書店）で産経児童出版文化賞、『もりのおとぶくろ』（のら書店）で産経児童出版文化賞ニッポン放送賞を受賞。その他、絵本に『いちごばたけのちいさなおばあさん』『こよみともだち』『てんさらばさらてんさらばさら』（以上福音館書店）など多数。東京都在住。

「2021年 『こうさぎとおちばおくりのうた』 で使われていた紹介文から引用しています。」