今どきの大人を動かす「ほめ方」のコツ29 こんなふうに声をかけられたら脳はもう、逆らえない

  • 文響社
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784905073727

作品紹介・あらすじ

ほめ言葉は最強の武器になる!

◆こんな「戦略的ほめ言葉」が、大人の脳を本気にさせる
◆脳の快感ホルモンが出るほめ言葉のカギは、形容詞でなく名詞
◆男性脳VS女性脳――求めるほめ方の違いとは?
◆新入社員・中堅社員を伸ばし、職場の一体感を生む「ほめの5段階評価」
◆子どもの脳がぐんぐん育つ「目のつけどころ」
◆こんな一言で、目上の人・気難しい人の心もわしづかみ
――脳科学に基づいたコミュニケーションの極意!

感想・レビュー・書評

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  • 参考図書

  • A10神経@脳内=やる気神経
    A10神経が活性化すると褒められる快感が得られる、一度覚えたらやめられない

    だから楽しみながら努力し続けられる人が強い

    褒め合える組織しか生き残れない時代へ
    褒める技術は精神的に豊かに生きていくために不可欠な技術

    「いいところ」を見つける視点で相手を見る

    褒められて嬉しかった体験を一覧化しておき、それを他の人に横転出来るといいかも

    男性脳とプライドは、つねにセット

    女性に話をするときは、味方であることを示す共感を色濃くにじませながら言葉を伝える

    具体的なものと比較して褒める
    ライバルと比較するのは効果的


    褒める相手をよく見る、よく見ることでその人だけの褒め言葉をかける

    脳は、見ることは上位に立つ行為、見られることは下位にに置かれる行為だと認知

    ほめる、と、新しい負荷の設定をセットで行う

  • これも新人育成をするにあたって、もっとフィードバックがうまくなりたい! と思って手に取った本。『「ほめちぎる教習所」のやる気の育て方』(KADOKAWA)が面白かったから、ほめ方の本をもっと読んでみたいなと思った。
    著者の肩書きは「医学博士」だし、表紙にも帯にも「脳」「脳科学」というワードが書かれているから、もっと「こういうほめ方をすると、脳のここが反応してこういう効果がある!」っていう理論的な内容を期待してたんだけど、それは導入部分と男女の脳の違いの項目でちょっと書かれていたくらいで、あとは思ったより抽象的だった。他の本でも読んだことがあるような内容ばっかりだったなあ。
    それと、項目ごとに見開きで「ほめ方の実践例」というページがあって、シチュエーションごとにほめるセリフがばーっと書かれているんだけど、それがどうにもドラマじみてて実用的じゃない。いくら「日本人はほめるのが苦手だからもっと大胆にほめるべき」って言ったって、「今どきの大人」にこんなほめ方する人いないよ〜って思っちゃう。こういう例を挙げるときはいかに具体的に使う場面がイメージできるかとか、いかに共感できてすぐに使えそうかが大事なんだなって思った。
    あとやっぱり、芸能系の仕事をしてた人の本って人脈自慢が多い気がする! 著者のアナウンサー時代の話なんてまったく興味ないよ。著者プロフィールを読んだらちゃんと元アナウンサーって書いてあるし、目次にもちゃんと体験談の項目が書かれてあったのに見落としてた。やっぱり実用書とビジネス書は買う前に著者プロフィールと目次を読み込んでおかないとなあ。

    【読んだ目的・理由】新入社員の育成方法のヒントを探すため
    【入手経路】買った
    【詳細評価】☆1.8
    【一番好きな表現】
    人を適切にほめるためには、相手を観察して成長した点や賞賛に値する点を的確に捉え、ふさわしいタイミングでふさわしい言葉を投げかける必要があります。これは、ひじょうに高度な知的活動そのものです。
    上手に人をほめるためには、大脳新皮質の、特に知的な思考や判断をつかさどる前頭前野をフルに働かせることになるため、意識して人をほめるようにすると、ほめる側の人も、脳が確実に活性化します。(本文から引用)

  • キャッチーなタイトルとは異なり、中身の詰まった本です。著者の”褒める”という言葉は、単に褒め言葉にとどまらず、”相手の行動を動かすための肯定的な言動全般”というところにまで拡張されて考えられています。実際の褒め方の例もたくさん載っていて、なるほど! と勉強になりました。一番知れてよかったのは、「褒め方を蓄積するためのノートを作っておこう」というところでした。

  • ほめることは、贈り物。

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著者プロフィール

医学博士・心療内科医師。本郷赤門前クリニック院長。新宿ストレスクリニック顧問。1964年生まれ。灘高校、東京大学卒業。東京大学大学院医学博士課程を修了。現在、脳科学とメンタル医学を活用した診療に携わる一方、TV・ラジオ・雑誌・WEBなどメディアに多数出演中。

「2019年 『「ついつい先送りしてしまう」がなくなる本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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