- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784905073994
作品紹介・あらすじ
NHKラジオのネイティブ講師が教える、いままでの常識を覆す英語習得法!
★「a」と「the」で迷ったら「ん」と言え
★TOEICは600点以上とるな
★海外旅行は「May I have?」だけ使えればOK
★とにかく早く発音するとネイティブっぽく聞こえる
★仕事でとにかく使える「This is for~」とは?
★オンライン英会話はセルビアの美女がいい!?
日本人は難しく考えすぎていた!
感想・レビュー・書評
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誰もが英語が話せたらいいなあと思っているに違いありません。でも外人さんと接する生活をしていないなら話す機会なんてめったにありません。
話せなくてもせめて聞き取れたらいいなと思っているに違いありません。なぜなら字幕や吹き替えなしで英語のまま映画が観れたりするからです。
もう一歩下がって読めたらいいなと思っているに違いありません。日本語に翻訳されるのを待たないで英語のまま旬の書物が読めるからです。
日本の英語教育は間違っているのでしょうか。
「読む」「書く」はある程度できても「聞く」「話す」ができない。
これって考えてみるとおかしいですよね。
大人の言っていることを「聞いて」言葉が少しわかってきた幼児は、自分でも言葉を発し始めて「話せる」ようになります。
言葉はコミュニケーションの手段で、多くの人は「聞く」「話す」「読む」「書く」の順で言葉を覚えてきたのではないでしょううか。
幼児が正月に「おろしまや、おろしまや」と言えば、「お年玉」の事だってわかってもらえます。もちろん「おとしだま」を表す字なんてまだ知りません。
日本人の大部分は英会話なんかできなくても不自由なく生活できるので、話すための努力をしていません。
英語という教科で高得点を取るためのテクニックを覚え、4択で正解を選ぶ英語パズルばかりやっていればコミュニケーションの道具として役に立たないのは当然ですね。
聞き流すだけである日突然英語が喋れるようになる教材ってありますよね。
そんなことができるなら、フランス語だってドイツ語だって、浴びるように聞き流していればどんどん喋れるようになりますよね。
本書では、結局英語が話せるようになる近道は必死に身につけようと努力することだと言っています。
実は英会話なんぞ今さら習得する気はさらさらないけれど、人気の本のようなのでどんなことが書かれているのかという興味だけで読んでみました。
最近は小学校で英語の時間がありますが、この本と同じような内容の授業をしているなと思いました。
本書はコミュニケーションをとるために使う英語を身につける本で、読む前は半分くらい疑っていた"いかがわしい本"ではありませんでした。
話すためには、とにかく言葉を発しなくてはいけませんが、伝えるためにネイティブみたいな発音は必要ないそうです。
なぜなら英語を話す人の8割はノンネイティブだからです。
発音するためにカタカナは武器になるようです。
カタカナを短くコンパクトに言うのがいいらしいです。
リンゴは「アップル」ではなく「アポ」、おはようは「グッドモーニング」でなく「グッモーニン」、たくさんの水は「アロットオブウォーター」でなく「アラロブワラ」。
カタカナで発音を学ぶ本としては、
池谷裕二さんの「怖いくらい通じるカタカナ英語の法則」
ハイディ矢野さんの「魔法の発音!ハイディの法則77」
などが思い浮かぶので再読してみようかという気になりました。
自分が喋るわけではないけれど、リエゾンを知っていることは英語を聞き取る時に案外役に立っているように思うので。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
面白かった。
同じ著者のシリーズ「難しいことはわかりませんが、お金の増やし方をおしえてください!」も面白かったですが、こちらもシンプルに難しい事抜きで大変参考になりました。
なによりやる気出てきます。
学校で習ったのは、英語ではなく「英語パズル」である。
細かい文法を気にしていると、とっさに英語が口から出てこない。
「釣り竿表現」+「ジェスチャー」がとても良かったです。
Would you?+指をさす
May I?+指をさす
など、コミュニケーションでやり取りできる所からスタートする。
英会話とスピーキングテストを受ける
イケメン外国人と話せるようになれるならがんばれるかな笑
とてもやる気を起こさせてくれる本です。 -
英語を話したいけどまったく話せない、勉強はしてるけどスラスラと英語が出ない、そういう人たちにとって非常に良い本。
私はオーストラリア在住で日常会話レベルは話せるけどビジネス英語は話せない。英語力を底上げしたい、基礎も学ぼうと思って本書を手に取った。オンライン英会話やスピーキングテストを習慣にするのはすごくいいと思う。 -
想像していたよりも非常に実践的な内容。
私も大学受験では日本語でも難しいような論文を英語でスラスラ読んでいましたが、いざ英会話となると一気に中学生レベル以下。
日本の英語教育の欠陥についても著者が言及していますが、本当にその通りだと感じます。
AIによる自動翻訳の精度も上がってきている昨今、特に日本人が一番得意なReadingスキルの価値は既に下がってきています。
けれど人間同士の心通わせたコミュニケーションはAIに代替不可能。
英語を会話ツールとして使えることの価値は、相対的に上がっていくかもしれません。 -
すごく良い本だった!
読後はなぜか英会話できる気になり、不思議な自信がついた。
今まで英会話学習のために何冊の本を買ったことか!
単語や言い回しをひたすら覚えて増やしても、口から出ないなら意味がない。
英語はコミュニケーションツールなんだから、とにかく口から出す!
とっさに単語が出てこなかったら、他の単語に言い替える。
➡️presidentが出てこなかったらbossやheadで言い替えられる。
日本語でシャチョーと言って、後からシャチョーを説明してもいい。
枕詞を使う。
➡️お願いするときはI have a favor to ask.
困っているときはI have a problem with ~.
そのほか、May I have some help? Its that way. Thanks.などすぐ覚えられて使えそうな表現が適量載っている。(大量じゃないのがいい!)
英会話上達のためにはオンライン英会話とスピーキングテスト。
英語を話すのって、特に人がいるとものすごく抵抗を感じるけど、すごくやってみたいと思った。
この本は、自分の自由な時間がたくさんあった20年前に読みたかった。
まあ当時はオンライン英会話なんてたぶんなかったから、今の時代向けだね。
子供が寝静まった夜中に挑戦してみようか...
スティーブンさんは日本の英語教育に正義がない!と言い、20年以上も英語教育に関わってくれている。なんていい人なの!
英会話のための姿勢や根本的な取り組み方について易しく書かれているので、大人から子供まですべての人におすすめしたい!
★気になったところ★
「where are you from?日本に住んでる人にいきなり出身地を聞くのは、顔の違いを見て言ってるのかなと相手に思わせてしまう。...相手にマイノリティであることを意識させてしまうのは21世紀の接し方じゃないね」 180ページ
「よく聞かれる質問は、毎回たどたどしく答えるんじゃなくて、あらかじめ答えを用意して練習しておくの
『家族』や『趣味』とか、テーマごとに7文くらいで用意しておいて、スラスラ言えるようにしておく。 」190ページ -
オンライン英会話に登録したいと思った
FRIENDS観たいと思った
電話のスピーキングテスト受けようと思った
何の為に英語習得したいか、何に使いたいか考えたいと思えた -
英語への抵抗感を無くしたいため購入。
著者ソレイシィさんの主張には大納得。おおすすめしているオンライン英会話も、こんなに安価ならやらない手はないか。焦らず楽しいと感じられる頻度でオンライン英会話始めてみようか -
なんかわからんけど、自信は着く!頑張れそうって気持ちになる!とりあえず、やってみます。
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日常英会話の最初のハードルをとっても低くしてくれる本。応用多用できるフレーズのみちょっと覚えて、あとは日本語の方で噛み砕いて伝える、のが基本スタンス。おすすめの勉強法もとてもシンプル。話す&チェックする。実際これに尽きると思う。
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今更ながら英語の勉強中。
全然話せないのだが、必要に迫られ勉強している中、話すのが全然ダメなことに気がつき、読んでみた。
ものすごく参考になることがたくさん書かれていたので、この考え方をベースに、勉強を進めてみよう。
無理せず知ってる単語でよい。あとはコツを掴むだけ。