- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784905084365
感想・レビュー・書評
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少しだけ参考になった
・撤退から考える。古着物のビジネス
・ターゲットユーザーのよく使うであろうサービスや購入する商品を扱うお店を調べる
・同業他社のサービス(機能)をパクる
・他人の資産を活用する
・自社のビジネスモデルを可視化する
・集客、キャッシュポイント、仕入れ先
・誰、いつ、どのように、何詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
スモールビジネスの概論本。著書の実体験である、着物ビジネスや自転車回収ビジネスのエピソードを交え、分かりやすく書かれている。
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一生懸命働いているのに、結果が出ない。
このままでは、ダメなのはわかっているけれども
どうすればいいのかわからない。
このような悩みを抱えている人は多いと思います。
本日ご紹介する本は、
スモールビジネスの構築方法を中心に
ビジネスの自動化までを紹介した1冊。
ポイントは
「お客さんの問題」
どんな商品であっても、お客さんが抱えている問題を
解決できなければ、ビジネスとして成立しません。
なにをするかを考える前に、
「お客さんの問題を解決することに焦点を当てる」
ということが重要。
「テストを制するものはビジネスを制す」
バスケットボールのマンガ「スラムダンク」に
「リバウンドを制する者は、バスケットを制す」
と言う名言があります。
「リバウンド」はシュートのこぼれ玉を取ること。
大変地味に見えますが、
取れなければ相手ボールになり、相手が点を取る可能性が高くなります。
逆に取れれば、もう一度シュートができる可能性が高まります。
どちらが得点を多く取るかと言う競技では、大変重要な行為です。
ビジネスにおけるテストは、プランが〇か✕かを仕分けるためのもの。
お客さんを理解できていなければ、テストはうまくいきません。
しかし、テストを通してお客さんを理解すればするほど稼げるようになります。
こちらも地味ですが、大変重要な行為です。
「堅実」
スモールビジネスは一発逆転を狙うのではなく、
堅実に負けない経営を行うことが重要。
誰もが驚くようなものを生み出すのではなく、
世の中にある事例を自社にパクってお金に換えてしまう。
そして、思考と行動をしぼり、余計な問題を囲い込まないようにする。
余計な問題のために、お金に直結しないことに手間を取られることは、
恐ろしいほどのリスクになります。
本書の最後の章には
ビジネスの自動化とは、
「自社のノウハウを見直し」「コンテンツ化し」「パッケージングする」こと
とあります。
ここまで仕上げられると理想的ですね。
ぜひ、読んでみてください。
◆本から得た気づき◆
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できる限り最小単位での資源でビジネスを構築していくことで、大きな問題を抱えず結果が出せる
ビジネスを自動化するには、仕事をパーツ分けし、標準化された作業はアウトソースする流れを作る
毎月出ていくお金が増えるということは、スモールビジネスではリスクに直結する
ビジネスとはお客さんの問題を解決するために、あなたが代行して解決策を提示すること
「同じ商品から複数の収益源を取れるか」ということも見逃せない要素
興味をもったものは、できる限り生の情報を取りに行く
アイデアが本当にお客さんに求められているかを確かめるまでは勝負を急いではいけません
テストの段階でお客さんの要望を聞くと、本来求めている情報と異なった情報が紛れ込み、判断に狂いが生じる
生の情報から作り上げた適切なメッセージを活用することが、顧客のあぶりだしに繋がる
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◆目次◆
第1章 スモールビジネスの真の姿とは
第2章 失敗しないスモールビジネスの見分け方
第3章 失敗のリスクを極限まで低くする戦略
第4章 集客するために外せないこと
第5章 ビジネスを自動化するための施策
第6章 ビジネスを自動化したその先の世界
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いかにスモールビジネスを立ち上げ、時間的にも金銭的にも豊かな人生を送るかという本。
自身の着物リサイクルビジネスや放置自転車ビジネスがちょこちょこ例に挙げられており、スモールビジネスとしてリスクをなくすためのコツが紹介されている。ビジネスモデルを可視化しパーツに分けたり、AIやウェブ、代行サービスを活用したり。