ゴールは偶然の産物ではない FCバルセロナ流 世界最強マネジメント
- アチーブメント出版 (2013年12月27日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784905154594
作品紹介・あらすじ
本書では、我々FCバルセロナや世界の強豪サッカークラブの経営者たちが用いている経営理論について述べる。併せて、それらの実践方法やその成果、そして他のチームがなしえなかった我々FCバルセロナの成功理由についても具体的に解説する。この本を読んで、読者の皆さんに「ゴールは偶然の産物ではない」と確信してもらえたら本望である。
感想・レビュー・書評
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自分が考えている「サッカー×生き方×経営」みたいな部分が言語化されていて非常にためになった。
サッカーにおけるチームの作り方は、他の場所でのチームの作り方でも同じなのだと思う。まずリーダー。リーダーの任務は「チームから最高の結果を引き出すこと」で、そのために「チームに合ったリーダーシップのスタイルを選択する」。選手たちで考えさせるのか、監督が自ら指揮をとって進めていくのか、チームの成熟度によってとるべきリーダーシップは異なる。これを見て、感じる能力が大事なのだと思う。
また、チームは人の集まりなので、守るのが得意な選手をFWに置いても最高の結果は引き出せない。そのチーム、個人の特徴が最大限に生かされる最適解を見つけ出すのがリーダーの役目なのだと感じた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
序章 「運」ではない
第1章 それぞれのフィールド―どんなビジネスで戦っているのか
第2章 戦略―いかにプレーすべきか
第3章 勝つためのチーム作り
第4章 リーダーシップ―ハウス医師、フランク・ライカールト、ジョゼップ・グアルディオラ
第5章 人材の採用と育成、および報酬のあり方
第6章 交渉の場での理性と感情
第7章 イノベーション―科学技術と芸術
終章 バック・トゥ・ザ・フューチャー -
気になるところはあるけど書かれたのが結構前だからそこまでかな
最新のものを反映していたらもっと楽しいだろうな -
現在:初刷8000部
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マンチェスターシティ(CFG)のフィロソフィーを知るために。バルセロナをいかに再生させたかがわかる本。
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多くの人々を魅了するサッカーチーム「バルセロナ」。
数年前までは、マンUやレアルが注目を集めていたが、近年、サッカー界をリードしてきたのは、間違いなくバルセロナだと思う。
どうしてバルセロナは、低迷していた時代を乗り越えて、再び上昇してこれたのか? それは、マネジメントの成果である。
本書は、サッカークラブのマネジメントだけでなく、一般企業のマネジメントにも応用できる要素がたくさん書かれている。スポーツマネジメントを学ぼうとしているビジネスマンには、必読の本である。