森鴎外と村山槐多 わが空はなつかしき

著者 :
  • 冨山房インターナショナル
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (96ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784905194422

感想・レビュー・書評

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  • 多くの資料にあたり、鷗外と槐多との接点を見いだそうとしている。しかしながら、直接的な繋がりを示す資料が少ないようで、想像によってしまうところが多い。鷗外の息子於菟と槐多との繋がり、あるいは、槐多の母親たまと鷗外の繋がりという間接的な繋がりから鷗外との繋がりを推察するという形となっていた。
    ガッテン!ガッテン!というよりは、ヘェ〜って感じの気分だった。
    写真で知る鷗外は頑固そうなじいさまだった。赤ん坊の頃の槐多と接した鷗外のエピソードからは、槐多の喃語に優しく笑う鷗外の人の良さそうな顔が浮かび、鷗外の素顔を垣間見た気がした。

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著者プロフィール

共同通信社記者。立教大学社会学部兼任講師。青森県生まれ。早稲田大学法学部卒、1982 年共同通信入社。2008年より、「生きもの大好き」の連載をスタート。以降、動物園・水族館の取材を続けている。著書に『未来なんか見えない――自傷する若者たち』(共同通信社、2002 )、編著書に『18・19歳非行少年は、厳罰化で立ち直れるか』(現代人文社、2021)、『岐路から未来へ』(柘植書房新社、2015)がある。

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