TQ: 心の安らぎを発見する時間管理の探究

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  • Amazon.co.jp ・本 (417ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784906638055

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  • 時間がなくてやりたいことができない。と思ったときに振り返りたい。時間管理の原則を記した本。
    価値観に従い、出来事をコントロールすることで、本当にやりたいことができるようになる。
    まずは自らの価値観を見つけだし、それを常に振り返る習慣を身につけようと思った。

  • 一部実践している事の確認にもなった。

    初めて学ぶ事は、
    □人格は「継続」によって磨かれる。
    ・人格とは「価値ある決定」を、決定した時の感情が去った後でも確実に遂行していく能力

    □「習慣」は何千もの課題や日常の決まり事を、我々が精神的な重荷を受けることなく処理するのを可能にしてくれている。
    ・良い習慣を育むか、悪い習慣を育むか。

    □人から認めてもらおうと思うと、人生のコントロールを失う。
    ・自分自身ではなく、他人の価値観に沿って行動するようになるから。


    TQ(Time Quest)心の安らぎを発見する時間管理の探求 ハイラム・W・スミス

    ■時間管理とは、自分の人生についてもっといい気持ちを味わいたいからするもの。
    ・自分以外のものにコントロールされるようになると、幸福ではなくなり、生産性も低下する。
    ・私たちの世界を変えることはできないが、外部からの圧力に対して「どう対応するか」はできることが沢山ある。

    ■心の安らぎを得る秘訣は、私たちの価値観において最も大切なものは何かをまず知ること。
    ・緊急性の高いもののTO DOに縛られず、重要で自分にとって大きな価値を持つものをきちんとできていれば心に安らぎはある。

    ■時間を図る基本的な単位は「出来事」である
    ・時間とは、続いて起こる出来事である。

    ■人生をコントロールするとは、移管をコントロールすることであり、
     時間をコントロールすることは人生の中の出来事をコントロールすることになる。

    ■時間を管理するという考え方をやめて、「出来事をコントロールする」という考え方を取り入れる。

    ■コントロールできないと思うことをできると思わない(家族・部下)

    ■コントロールできることをできないと思わない(大金でヘリをつかって最短移動)

    ■自尊心と生産性には深い相関関係がある。
    ・自分をよく思っていればそれだけ生産性も高く、逆に生産性の高い人はそれだけ自尊心も強い。

    ■時間はお金と同じである。
    1時間テレビを見るとき、その時間を何に使わないか決めたことになるか。その他のすべてにである。

    ■委任不足
    「私がやらなければうまくいくはずがない」と思っている仕事は、
    他の人でおあなたと同じようにできる。もしくは、もっとうまくできる。
    それを認めたときにストレスが大きく軽減する。

    □本当に大事なことに時間が取れない理由
    ・とても良い本を読まない理由。本にはベルがついていないから呼び出さない。
    ・人は緊急性の高いことを優先する。
    ・緊急度の低い大事なことをするためには、
     「あなたが最も価値があると思う事柄を日々の行動に反映させていくシステムを作る。
     スケジュールを手帳に書く前に、人生で何が重要なのかを考える。

    ■タスクリストの問題点
    ・緊急性の高い問題だけに焦点を当てて、低い重要な問題が無視されてしまっている。

    ■収入が低くても今の仕事を選ぶだろうか
    ・長期的に見て、この仕事の優先順位はどうなるだろうか
    ・この仕事は、誰のために、誰によって達成されなければならないのだろうか
    ・この仕事は他の仕事より重要だろうか
    ・この課題を放置しておいたらどうなるだろうか。
    ・自分自身と家族のために時間をとっているだろうか
    ・これらの課題の中で、私の価値観と一致しないものはあるだろうか

    ■安心領域を抜けるためには、新しいことに挑戦する
    ・目標は新しい行動へと私たちを駆り立てる

    ■失敗への恐れを持たず、成功への意欲を持ち続ける。
    ・失敗したからと言ってこの世は終わらない。
    ・成功するまで何度も何度もチャレンジする。

    □人格は継続によって磨かれる。
    ・人格とは価値ある決定を、決定した時の感情が去った後でも確実に遂行していく能力

    □「習慣」は何千もの課題や日常の決まり事を、我々が精神的な重荷を受けることなく処理するのを可能にしてくれている。
    ・良い習慣を育むか、悪い習慣を育むか。

    □人から認めてもらおうと思うと、人生のコントロールを失う。
    ・自分自身ではなく、他人の価値観に沿って行動するようになるから。

    ■自分への順応志向
    ・目標を達成するには、自分自身の個性に順応し、自分自身の価値観の響きに合わせてすてっぷおふまなければならない。
    私の幸福と成功は、自分らしさを決して失わないところにかかっている。
    失敗を他人のせいにすることはできない。

    ■仕事を楽しんでいれば、成功し満足を得る確率は非常に高くなるだろう

    ■結果を評価する時間をとることが大事。

  • 時間管理術の本。
    言ってることは「第8の習慣」、「人生は手帳で変わる」、「7つの習慣」と殆ど同じ。違うのは、「心の窓(≒パラダイム:7つの習慣)」を書き換えるための具体的な方法が詳しく書かれてることかな。

    個人的な感想:
    一連の本(上述の本とこの本)を読んでて面白いと思ったのは、「企業とは何か(ダイヤモンド社、P.F.ドラッカー)」っていう本と言っている事が似ていること。
    ドラッカーさんは企業を統治する方法を書いているのに対して、この本(これらの本)は『自分を統治する方法』について書いてる。
    結局、マネジメントする対象が違うだけであって、そのやり方には根本的な違いはないのかなって思った。
    それはドラッカーさんを含めたこれらの本の著者たちが、物事の本質を掴んでいる事の証なのかもしれない。

  • 七つの習慣の第3の習慣を抜き出してさらに具体的にした。そんな印象の本。
    時間を管理するというよりも、時間の概念を考え直し、自分の価値観にあった時間の使い方をできる様にするヒントがたくさん散りばめられて居ます。

    時間におわれているのに、なんだか違うんだよね~。という気持ちを抱いている方にお勧めの図書です。

  • 自分の欲求を明確にし、価値観と照らし合わせた上で長期的目標(ルール1)・中期的目標(ルール2)・日課(行動)の三段階で実行していく。相対的評価ではなく絶対的評価(自分の価値観)を重視するため、行動に付随する結果に対して精神的充足感を確実に得ることが可能となり、従って結果を導き出した行動の時間対効果を高めることができる。

  • 再読。定期的に読み返すと、価値観と行動が一致しているか振り返ることができる。

  • 良い本
    特に第一部が素晴らしかった。
    自分もその日の目標、短期的な目標、長期的な目標を立てよう。自分で自分の生活がコントロールできてる時に、安らぎが得られるのはめちゃくちゃわかる。

  • フランクリンプランナーからこの本にたどり着いた。自分の価値観を考えるきっかけになった。心から読んで良かったと思える今年一番の良書!

  • 自己啓発の参考書。

  • 目標達成のためのタイム・マネジメント。
    そこにメンタルやそれに付随するハウツーなど、結構具体的に書かれていた。
    古いけど名著だと思う。

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