回想の1960年代

著者 :
  • ぷねうま舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784906791446

作品紹介・あらすじ

■ 60年安保闘争から「学生叛乱」前夜の68年へ、革命の夢とともに、い
 つも歌が流れていたあの頃。高揚と歓喜と、挫折と昏迷と……歴史になろう
 とする時代への愛惜をつづる。
  政治の季節に深くコミットしながら、知識人として自己形成していく、「紆
 余曲折に満ち、なんどか苦い挫折を味わうことになった」青春の記録。

■ 変革の論理への懐疑、この世界に知的に向かい合う近代的な理念への批判
 と、それに代わる「新しい言葉」への模索の行き詰まり──今日の状況への
 転回点となった60年代とは何だったのか。 

著者プロフィール

1941年生まれ、東京外国語大学名誉教授。専門は学問論・思想史。
主な著訳書
『歴史家と母たち——カルロ・ギンズブルグ論』(未來社)、『歴史的理性の批判のために』(岩波書店)、『回想の1960年代』(ぷねうま舎)、『ヴィーコ論集成』(みすず書房)、『ヘテロトピアからのまなざし』(未來社)など。翻訳は、ヴィーコ『学問の方法』(佐々木力と共訳、岩波書店)、『イタリア人の太古の知恵』(法政大学出版局)、『自伝』(平凡社)、『新しい学』1744年版(中央公論新社)のほか、アガンベン『身体の使用』(みすず書房)、グラムシ『革命論集』(講談社)、ホワイト『歴史の喩法』(作品社)、ギンズブルグ『ミクロストリアと世界史』(みすず書房)など多数。

「2018年 『新しい学の諸原理[1725年版]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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