大地からの16の神託 ジオマンシー占い (説話社占い選書12)

著者 :
  • 説話社
4.67
  • (2)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 23
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (440ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784906828432

作品紹介・あらすじ

「ジオマンシー」とは「土占い」のことです。その誕生は古く、9世紀頃のアラビア半島とされています。
 「土」という言葉が示すように、そもそもの占い方が大地を棒で突き、または大地に線を引くか石を撒くなどして線(=シンボル)を描き、その結果をもって運勢や吉凶を判断するというものです。

 ジオマンシー占いは、その手軽さと的中率の高さから中世やルネッサンス期にヨーロッパで大流行を遂げました。庶民も貴族もみな楽しんだといわれています。あのナポレオンも愛好していたようです。
 本書ではそのような歴史と人々に愛されてきたジオマンシーを徹底的にわかるやすく解説したものです。
 なお、底本は『秘密のジオマンシー占い』(学研、2013年)ですが、本書では大幅に加筆修正をしております。
 第1章では「ジオマンシーとは何か」として、歴史や概略、何故「当たるのか?」を紹介しております。続く第2章では実際の占い方の解説です。紙に無意識に点を4列打ち、そこからドットを作り、16種類のシンボルを導き出す基本的は手順と、さざれ石やコイン、ダイスなどさまざまな手法を紹介しています。
 第3章では基本となる16のシンボルを象意から全体運、恋愛運、金運、仕事運などの各項目別に解説。さらに、対になるシンボルも組み合わせとして紹介しておりますので、初めての人もイメージがつきやすくなるでしょう。
 本書後半は応用編です。第4章は「シールドチャート」を紹介します。シールドチャートとは、一つのシンボルだけではなく15のシンボルを作り、それらを総合的に判断する占術です。本章ではシールドチャートで出された128パターンについても網羅しておりますので安心して占えます。
 続く第5章ではジオマンシーのシンボルを護符として活用する方法を紹介。大地からメッセージを得るジオマンシーのシンボルにはそれ自体に霊的な力が宿るとされています。願い別によってどの護符を使えばいいかがわかります。
 最後はケーススタディとQ&Aです。多くの人が初めて触れるジオマンシーですが、その悩みを丁寧に解きほぐしていきます。また、本書巻末にはオリジナルの記入用紙も掲載しておりますので、本書とペンがあればすぐに始められます。紙とペンを手に、ぜひ、あなたも無意識からのメッセージ、大地からの神託を受けてください。

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

高橋桐矢(たかはりきりや)占い師兼作家。1967年福島県生まれ。高校中退後、上京。タロット、西洋占星術、ルノルマンカード、ジオマンシー等の占いを独学で習得する。2000年、小松左京賞に努力賞入選し、小説家としての活動を始める。
著書に『占い師入門』『占い師のオシゴト』『実践ルノルマンカード入門』『ジオマンシー占い』『イジメサバイバル』シリーズなど。
イジメ対策サイト「イジメサバイバル」の運営に関わる。心理学検定一級。日本児童文学者協会会員。

「2019年 『副業占い師ブギ 普通のわたしが普通でいられなくなった日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

高橋桐矢の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×