組込みエンジニアのための状態遷移設計手法―現場で使える状態遷移図・状態遷移表の記述テクニック― (MBD Lab Series)

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  • Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784906864034

作品紹介・あらすじ

本書は、実際の開発現場の必要性から生まれた実践的な状態遷移設計の指南書です。学術的な状態遷移の理論書とは一線を画し、実際の組込みソフトウェア開発の現場で使われている状態遷移設計のプロセスから、詳細な記述テクニックまで、実務で状態遷移を使うために必要なノウハウが詰まった内容になっています。実際の企業の状態遷移図や状態遷移表の設計現場では、設計資産がどうしても再利用できない、可読性が確保できないなど様々の課題を抱えています。本書はこれらの課題の解決に一つのヒントを与えてくれる実践設計手法の解説書です。

感想・レビュー・書評

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  • MATLABを前提として書かれている。半分くらいはツールの使い方。ミーリ、ムーアの違いを理解するには良いか。状態遷移図の意味論の違いを持ち出すなら、その辺についても掘り下げて欲しかった。

  • 先日、組込みソフトウェア開発の仕事に関わるときに読んでおくと良い本は?という質問に推奨した本です。
    でも、出版直後の2年前に一度読んだきりだったので読み返しました。大変勉強になりました。
    リアルタイム系システムの状態遷移設計に必須の本ですね。

  • 単にsimulink stateflowの使い方だけではなく、状態爆発や可読性を考慮したモデリングを指南している
    著者が自動車部品メーカーのエンジニアのためmisraやmaabのガイドラインと照らし合わせてベカラズ紹介もしている
    実践的かつ丁寧な説明
    3章 StateFlowの意味論と操作
    5章 可読性を考慮した記述スタイル

  • リアルタイム系では必須の刻時図(timing chart)を,
    状態遷移図との連携で説明しています。

    これまで,なかなかこの手の本がなかったので朗報です。

    Mealy, Mooreの2つの状態機械の仕様の説明に始まり,
    状態遷移表との関係に入る。

    Matlabを前提としているが,Matlab以外で設計する場合でも有効なことが多い。

    ps.
    UMLで状態遷移図などの振るまい図が表形式でもよいとしていることについての見解があるとよいかも。

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