ぼく、ちきゅうかんさつたい

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  • 出版ワークス
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本棚登録 : 131
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (80ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784907108045

作品紹介・あらすじ

トモヤは、病気のためにベッドで過ごすおじいちゃんと「地球観察隊ごっこ」をしている。まわりのものをしっかり観察して、発見したことを隊長のおじいちゃんに報告するのがトモヤの仕事。土手にたんぽぽが咲いたこと、苦手なクラスメートのことや、通学路の変化など、小さな発見を分かち合うよろこびは、ふたりの心をあたたかくつなぎ、主人公の成長を導いていく。
 研ぎすまされた文章とオールカラーの光あふれる色彩で、春から夏への季節のうつろいの描写も鮮やかに、生きることのよろこびを強く訴えかける作品。『センス・オブ・ワンダー』訳者の上遠恵子さんとJT生命誌研究館の中村桂子さん推薦・折り込み解説付き。

感想・レビュー・書評

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  • ともやがいつまでもかんさつを、あきらめないのがすごかったです。

  • 前向きで人生の糧になる。
    〜低学年、でも死がでてくるので中学年位から楽しめるかも
    おじいちゃん、発見、ひまわり、夏

  • おじいちゃんは死んじゃったけど、発見ノートに観察したことを書いていて、おじいちゃんに伝わってると思う。

  • 優しい心は優しい心が育てる…。おじいちゃんが自分が亡くなっても寂しくないように、探検隊と称してトモヤに言った言葉たち。みんな、こうやって、まわりの人や物を観察して、考えて思いやるコトができたなら…。優しい児童書。低学年から。

  • 「トモヤは、病気のためにベッドで過ごすおじいちゃんと「地球観察隊ごっこ」をしている。まわりのものをしっかり観察して、発見したことを隊長のおじいちゃんに報告するのがトモヤの仕事。土手にたんぽぽが咲いたこと、苦手なクラスメートのことや、通学路の変化など、小さな発見を分かち合うよろこびは、ふたりの心をあたたかくつなぎ、主人公の成長を導いていく。
     研ぎすまされた文章とオールカラーの光あふれる色彩で、春から夏への季節のうつろいの描写も鮮やかに、生きることのよろこびを強く訴えかける作品。」

  • 感動。嬉しさ。楽しさが詰まった本です。

  • おじいちゃんの優しさが滲みる。

  • 地球観察隊、隊長はおじいちゃん。隊員1号は孫のトモヤ。
    左の関係が濃密だからこそおじいちゃんとの別れが悲しい。
    でも、テレパシーがある!要報告だね。

  •  ちきゅうかんさつたいは、まわりのいろんなものをしっかりかんさつする。たいちょうは、おじいちゃん。ぼくは、たいいん一号。ぼくは、はっけんしたものをたいちょうにほうこくする。たんぽぽがさいたこと、いじわるなダイちゃんのこと…。

  • 夏推薦(2018年度、中学年)

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著者プロフィール

兵庫県生まれ。同志社女子大学家政学部卒業。主な作品に『ともだちまねきねこ』『アルルおばさんのすきなこと』(共に国土社)『ん ひらがな大へんしん!』(汐文社)『わたしはだあれ?』『パンダのあかちゃん おっとっと』(共にKADOKAWA)『ぼく、ちきゅうかんさつたい』(小社)など。日本児童文学者協会会員。

「2018年 『クルルちゃんとコロロちゃん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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