言葉屋 言箱と言珠のひみつ (朝日小学生新聞の人気連載小説)

著者 :
  • 朝日学生新聞社
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感想 : 68
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784907150518

感想・レビュー・書評

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  • 2巻と同じく

  • 「子どもを本好きにする10の秘訣」>「芸術・感性」で紹介された本。

  • イラスト同様、とんでもない事件は起こらないけど、小さくて丁寧でかわいいお話。
    小学生くらいの女子が見つけられれば、きっとお気に入りの本になるのでは?という気がする。
    うん、好きだな。

  • 主人公詠子のおばあちゃんの営む言葉屋は、言葉を口に勇気(言珠)と口にしない勇気(言箱)を扱うお店。

    小学5年生の詠子の透明感のある素直な想いや行いを読んで、優しい気持ちになれる素敵な本。

    桐谷くんとの貸本文通がとてもよかった。
    これからの2人はどうなっていくのかな。
    2巻も読みたい。

  • ・ある一人の日常を書いた、楽しくて、でもどこかさみしい本です。もし自分がその子だったらどうするか、考えながら読めます。

  • 5年生の古都村詠子(ことむらえいこ)は、大人しくて、本好きな女の子。クラスでは元気な女の子しぃちゃん(椎名)と一緒にいる。一見、全く違う2人だけど、快活で、男子にも誰にも何でも言えちゃう様に見えるしぃちゃんにも、言えない悩みがある。

    詠子のおばあちゃんは、小さな雑貨屋さんをやっている。でも雑貨屋だけではなく、本当は「言葉屋」さんでもある。
    小さい頃から、言葉屋の仕事については、何となく聞いてはいけない雰囲気だから、詠子はおばあちゃんにどんな仕事かは聞けなかった。
    けれど、友達のしぃちゃんのが、言えない気持ちを抱え込んでいるのを感じて、おばあちゃんの言葉屋の仕事でしぃちゃんを助けられないかと思う。

  • 言葉を大事に扱ってくれる話。
    主人公は小学5年生と幼いのに、こんなに言葉を繊細に感じられるのかと、感受性に驚いた。自分はもう大人だから詠子の感性がすごく新鮮だった。『言葉を口にする勇気と口にしない勇気』は素敵な言葉だし、大事なことだと実感した。

    2017年1月現在3巻まで出ているようなんで、続きを読むつもり。

  • 2巻が読みたい

  •  言葉を口にする勇気と口にしない勇気。おばあちゃんが仕事にしている「言葉屋」とは、それを提供するお店だった。
     かんたんに人を傷つけることのできてしまう今だからこそ、「言葉」のたいせつさを教えてくれます。
    (児童担当/ししかか)

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著者プロフィール

1987年、東京都生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒。『言葉屋』で第5回朝日学生新聞社児童文学賞、『嘘吹きネットワーク』(PHP研究所)で第38回うつのみやこども賞を受賞。著書に「言葉屋」シリーズ、『君型迷宮図』(以上、朝日学生新聞社)、『忘れもの遊園地』(アリス館)などがある。

「2023年 『嘘吹きパスワード』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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