別冊ele-king　ジム・オルーク完全読本 ～All About Jim O'Rourke～ (ele-king books)

• Ｐヴァイン (2015年5月15日発売)

感想・レビュー・書評

[junさんの感想 · 2020年12月19日]

2015年。　当時新作『Simple Songs』発売に合わせて出版された一冊。

ジム・オルークの音楽に対する姿勢や、レッド・ツェッペリンがすごい好きだと言うエピソード、どうやって日本語を勉強したかなど、色々興味深い事が綴られていて楽しめた。

5歳からテープレコーダーで音源を録音していたらしく、その早熟さにも驚いた。　『ユリイカ』を失敗作だと言っていたのも衝撃的。

彼のノイズ方面の音は聴いたことがないし、中々手が伸びないのだが、『ユリイカ』や『インシグニフィカンス』、ルース・ファーなどを、これからも大切に聴いていこうと思います。