- Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
- / ISBN・EAN: 9784907542061
作品紹介・あらすじ
ふとしたことで、親友のプイドルを失ってしまったいーとん。
プイドルを取り戻すために、魔法の種があるアンドレ山へ冒険の旅に出ますが…。
個性的なキャラクター、ダイナミックなストーリー、
そして感動と驚きの結末が待つ傑作ファンタジーです。
感想・レビュー・書評
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2020.7.27
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絵はカラフルでかわいいし、必殺技はオナラだけど、めちゃくちゃ道徳的な本。欲をかくと大切なものがなくなる。大切なものを取り返すためには犠牲が必要になる。ユニークに描いてあるけど、心にズシン。良作。
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オバァーニーの手伝いの帰り、ちょっとしかお菓子をくれなかったオバァーニーをけち呼ばわりするいーとん。
怪しいおじいさんから魔法の種をもらういーとんとプイドル。
願いを叶える代わりに大切なものを失うという。
いーとんは今大切なものはオバァーニーからもらった目の前のお菓子だけ、と思い大きなケーキを願うからいいやと軽い気持ちで願う。
大きなケーキは現れたけれど、プイドルがいなくなってしまった。
どこかに行ったのかなと思い、1人ケーキを食べるいーとん。
ケーキはおいしくない…。
一緒に食べようと思ったプイドルがいないから。
オバァーニーに相談すると、そのおじいさんはダンデという魔法使いだったらしい。
ダンデの住む山に行き、プイドルを取り返すしかない。
オバァーニーはついて来てくれないので、険しい道を1人で進むいーとん。
山の麓でオバァーニーにもらったさつまいもを食べるとおならの力で山頂までひとっ飛び。
願いを叶えてやったのにプイドルも返せとは勝手なやつだと怒るダンデ。
ダンデは大きなライオンの怪物になるが、イートンは芋を食べておならの力でたてがみの種を1つ取ることに成功する。
オバァーニーの元へ戻るとオバァーニーは今までの自分の思い出と引き換えにプイドルが戻って来る。
オバァーニーは赤ちゃんに戻ってしまうのだった。
いい話風にまとまっているけれど、いろいろと突っ込みどころ満載。
いーとんが裸になってケーキを食べて、その後は服を着るまで前を隠していたり。
オバァーニーがおばあさんのバニィ姿だったり…。
目に毒。
赤ちゃんに戻ってしまうあたりは、昔話の若返りの水みたい。
いーとんを助けると見せ掛けてオバァーニーはこれが目的だったのでは…と勘繰ってしまう。
前に読んだことあったけれど、新しく出たらしい。
読んだのは19日だけれど、登録しようとしたときにはまだなかった気がするので気付いた22日に登録。