クリスマス

  • ロクリン社
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本棚登録 : 67
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784907542207

作品紹介・あらすじ

コールデコット賞作家、バーバラ・クーニーが、美しい挿絵とともにクリスマスの歴史や習慣をコンパクトに教えてくれる本

イエス・キリスト誕生の物語から現代に至るまで、クリスマスの起源とその習慣をイラストとともに解説しています。「なぜサンタクロースがやってくるのか?」、「贈り物をしたり七面鳥を食べるのはどうして?」など、クリスマスの文化や歴史を教えてくれています。

子どものみならず、おとなも楽しめ、ずっと手元に残したくなる一冊。プレゼントにもおすすめです。

感想・レビュー・書評

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  • シンプルなタイトルと同様に淡々とクリスマスを説明する絵本。
    この季節の音読に、と思ったけれど、思ったより字数が多くて、内容も難しく、断念。
    読めないことはないと思うんだけど、S12は興味なし。

    マリアの厩でのキリスト誕生の話に始まって、キリスト教が広まる前の古い儀式やお祭りにも触れる。
    クリスマスの絵本ってイエスが中心な本ばかりなので、いろいろな風習が紹介されているのが面白い。
    いつの間にかそれらが合わさって、今のクリスマスになる。
    なるほどー。
    黒赤緑の版画のような絵がクリスマスらしくてかわいい。
    厳かで温かいクリスマスの風景。
    クリスマスに家族で開きたくなる絵本。

  • クリスマスの由来や起源を絵本を通して学べる。
    サンタクロースがなぜあの姿なのか、
    知れて大人も楽しめる。

  • 今日はクリスマスイブ……ゆっくりこちらを読むことにしました。
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    美しい絵とともに丁寧にわかりやすく、クリスマスの歴史、文化、習慣を教えてくれる1冊です。
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    クリスチャンであったクーニーのクリスマスへの想いが随所に伝わってくるイエス・キリスト誕生の物語。でもキリスト教視点に限定されない誰にでもストーンと入りやすい伝え方です。
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    少し大きい方向けではあるかもしれませんが、知っておきたいことがここにはあります。
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    クリスマス前後の時期は、世界のあちこちで、その土地土地のお祭りが行われていました。太陽崇拝がその根底にあって、冬至より復活していく姿を崇め、やがてクリスマスと融合していく、そんなことが書かれています。
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    イエス生誕についてのクリスマス絵本は数多くありますが、こちらは他の絵本では得られない内容です。
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    クリスマスって何?と聞かれた時、こんな返事ができる大人でありたいなぁ〜って思います。
    .
    さすがバーバラクーニー!
    そして表紙を外すと真っ赤な布張り、傍に置いておきたい大切な1冊です。
    .
    #バーバラクーニー 作
    #安藤紀子 訳
    #ロクリン社
    .

  • 2020/12/25 を過ぎてから知ったクリスマスの絵本
    作者 バーバラ・クーニー 1917年 ニューヨーク市生

    クリスマスと呼ばれるキリスト教徒の冬の祭りについて
    イエスが生まれる少し前
    王ダビデの血筋にあたる大工のヨセフといいなずけのマリアが
    その時のローマ皇帝アウグストゥスの命(人口調査)により、故郷のベツレヘムへ戻ることになってところから
    戻ったけれど、泊まる部屋がなく馬小屋に泊まることになり、その馬小屋で12/25の日に、マリアはイエスを産みます
    イエスが産まれる前から行われていたキリスト教徒のお祭りの内容がいろいろと描かれていて
    クリスマスは何をお祝いしてどんなことをしているのかがよくわかる

    クリスマスは、キリスト教徒のお祭りです

  • クリスマスについて知るために

  • 絵が素敵で、手に取ったのですが、イエス生誕にまつわる以外にも、クリスマスの歴史というか、現在のクリスマスのなりたちについてを含んだ、はじめてみる形の絵本でした。
    かかれていたまわりのことは聞き知っていたのですが、こうしたクリスマス絵本で触れてあるのに出会ったのははじめてで、ちょっと目が開かれる思いがしました。

  • クリスマスのはじまりは、イエス・キリストの誕生日?いいえ、ずっとずっとむかしから、人々はこの季節にさまざまなお祝いをしてきたのです。みんなが知っているクリスマスのおはなしを丁寧に解説しながら、その他の風習にも目配りをしている、とてもめずらしいクリスマスの本です。クーニーの美しい絵が、クリスマスを静かに祝うのにふさわしい素適な絵本です。

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著者プロフィール

アメリカを代表する絵本作家。アメリカでその年に刊行された絵本の中で、最も優れた作品に与えられる「コルデコット賞」を二度受賞。生涯110冊以上もの絵本を残した。主な作品に、『ルピナスさん―小さなおばあさんのおはなし』、『エミリー』(共にほるぷ出版)、『ちいさなもみの木』(福音館書店)など。

「2016年 『ちいさな曲芸師 バーナビー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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