ゴジラは円谷英二である: 航空教育資料製作所秘史

著者 :
  • えにし書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784908073328

作品紹介・あらすじ

ゴジラの起源は砧撮影所だった――。
後発の映画会社東宝は、軍の教材映画・戦意高揚映画を積極的に受注することで経営の安定化を図り、他社に優先して資材などを供給される関係を築いた。
その舞台が砧撮影所に中にあった航空教育資料製作所であり、円谷英二はその指導者だった。
ゴジラがどこかユーモラスで哀愁を帯びているのは、ゴジラがまさに円谷英二その人だからである――。裏目読み批評で定評ある筆者による新事実の発掘。大胆・痛快なかつてない円谷英二の世界と映画史の新たな解釈。

感想・レビュー・書評

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著者プロフィール

指田文夫(さしだ ふみお)
大衆文化評論家。1948年3月東京大田区池上生。1972年早稲田大学教育学部英文科卒。同年から2012年3月まで横浜市役所勤務。1982年から『ミュージック・マガジン』に演劇評等を執筆。1991年ウォーマッド横浜を企画。2008年国連アフリカ開発会議記念イベント・高校生ミュージカル『やし酒飲み』を企画。
著書に『小津安二郎の悔恨―帝都のモダニズムと戦争の傷跡』(えにし書房・2015年)、『黒澤明の十字架―戦争と円谷特撮と徴兵忌避』(現代企画室・2013年)、『いじわる批評、これでもかっ! ―美空ひばりからユッスーまで、第七病棟からTPT まで―ポピュラー・カルチャーの現在』(晩成書房・2003年)がある。

「2016年 『ゴジラは円谷英二である』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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