うたうたう (ことばのひろば)

著者 : 東君平

• 廣済堂あかつき (2017年7月22日発売)

感想・レビュー・書評

[☆ベルガモット☆さんの感想 · 2022年9月6日]

ブク友さんのレビューで気になった東君平さん
1940年神戸生まれ、個性的な切絵と暖かみのある物語や詩で多くのファンを得るが、1986年肺炎で急逝
こちらの作品は1979年に刊行された「ことばのほん」収録されたものに加筆修正
はじめてのさかさことばえほんが副題
さかさことば、回文に添えるイラストが生き生きとしていて元気になる
はるなつあきふゆのパート毎に楽しめる

とくに好きな頁
はる　くちなし　と　しなちく
白いくちなしと汁をいっぱい吸ったちくわを今まさに食べようとしている男の子

なつ　かいすいよく　よい　すいか
ああ、こんなに似たことばがあったのか！嬉しそうに男の子が抱いたスイカが美味しそう　にゅうどうぐもの白さがまぶしい

あき　えのぐ　の　え
赤の絵の具の絵を持っている笑顔のおさげ髪の女の子　

ふゆ　だるま　は　まるだ
ほんとだ！さかさことば発見すると嬉しくなっちゃう

[☆ベルガモット☆さん · 2022/09/06]

5552さん、お返事ありがとうございます☆

こちらは午前中曇り空だったのですが、午後は太陽さんがさんさんと照ってまた暑いお昼になりました☆

なるほど、山田さんの「隠されたものを発掘する」という感覚頷けます～
あはっ体験になりますもの　

くまをまく（ベルガモット作？）　
くまさんに尾行されたのを逃げる絵を思い浮かべました
長文を考えられるなんて凄いなあと思います

絵本の世界も奥深いですね
まだまだ知らない作家さんが多いです
教えてくださりありがとうございます♪

[5552さん · 2022/09/06]

ベルガモットさん

こちらは雨がしとしと降ったり、晴れたりの不安定な一日でした。

くまをまく（ベルガモットさん作？）

に、童謡の『森のくまさん』を連想してしまいました。
落とし物を届けようとする親切なくまさんと、「何か、尾けられている気がする…」と、背後を気にする、おじょうさん。
勘違いサスペンスコメディですね☆
……しょうもないコメントでごめんなさい。

[☆ベルガモット☆さん · 2022/09/06]

5552さん

低気圧頭痛でふらふらしながらなんとか夜になりました
そちらは台風の影響はなかったようですかね

おお、勘違いすれ違いサスペンス大好きです♪
背後を気にするのは男性と想像していたので、親切くまさんとおじょうさんという組み合わせもいいですね！笑ってしまいました～
ほっこり時間ありがとうございます☆彡

[kekekekkoさんの感想 · 2018年6月11日]

ひらがなが読めるようになった4歳が楽しめる、回文絵本でした。

[enaka0822さんの感想 · 2017年10月8日]

くっきりはっきりとした明るいイラストと、心地よいリズムの回文で読んでいて楽しくなる一冊。
ボリュームもちょうどよく、子どもと一緒に声に出して楽しく読めそうです。

著者プロフィール

1940年神戸生まれ。
1962年に「漫画讀本」(文藝春秋)でデビュー。
翌年結婚、1年半のニューヨーク生活を経て、帰国後、絵本や童話などの創作活動に入る。個性的な切り絵による絵本や童話、詩などで人気を博すが、1986年12月肺炎のため46歳で急逝。
作品に『くろねこかあさん』(福音館書店)、『びりびり』(ビリケン出版)、「にゃんこちゃんえほん」シリーズ(復刊ドットコム)、『どれみふぁけろけろ』(あかね書房)、「おはようどうわ」シリーズ(新日本出版社)など多数。
現在、山梨県小淵沢に美術館「くんぺい童話館」がある。

「2019年 『東君平のみかづきちゃん絵本セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」