日本のブルータリズム建築

著者 :
  • トゥーヴァージンズ
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  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784908406904

作品紹介・あらすじ

それは世界のすべての場所に希望を与える、
希望の建築であった ―― 隈研吾(建築家)

1960〜70年代を席巻した「ブルータリズム建築」。ブルータル(荒々しい)という名の通り、コンクリート打ち放しの荒々しい仕上げが特徴的だが、そのデザインには「より安価な材料で、より一般の人々のため・社会のためになる建築をつくる」という現代にも有効な普遍的な原理が通底している。こうしたことから近年、世界中で再評価されているブルータリズム建築。本書は、建て替えによって失われつつある日本のブルータリズム建築について、豊富な写真と解説で紹介。その魅力に迫り、日本における再評価のきっかけを与える一冊。


<目次>
INTRODUCTION:ブルータリズム建築の再定義

散在するブルータリズム建築
 01 日生町役場/HINASE TOWN HALL
 02 宮津市庁舎/MIYAZU CITY HALL
 03 熊本大学学生会館(東光会館) /THE STUDENT UNION OF KUMAMOTO UNIVERSITY
 04 蒲郡市民体育館/GAMAGORI CITY GYMNASIUM
 05 プラザ佐治/PLAZA SAJI
 06 福田山全久寺/FUKUDENZAN ZENKYUJI TEMPLE
 07 愛宕山少年自然の家/ATAGOYAMA HOUSE OF NATURE FOR YOUNG PEOPLE
 08 奈良県浄化センター本館/NARA PURIFICATION CENTER MAIN BUILDING
 09 臼杵市中央公民館/USUKI CITY CENTRAL PUBLIC HALL

COLUMN1:危機にあるブルータリズム建築
COLUMN2:生き続けるブルータリズム建築

著者プロフィール

文:磯 達雄(いそ・たつお)
建築ジャーナリスト。1963年埼玉県生まれ。名古屋大学工学部建築学科卒業。88-99年『日経アーキテクチュア』編集部勤務。2000年に独立。02年から編集事務所フリックスタジオを共同主宰。現在はオフィス・ブンガを共同主宰。桑沢デザイン研究所非常勤講師、武蔵野美術大学非常勤講師。著書に『昭和モダン建築巡礼』『ぼくらが夢見た未来都市』『ポストモダン建築巡礼』『プレモダン建築巡礼』など。

「2023年 『日本のブルータリズム建築』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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