ガラスの靴は、ネズミがくわえて持ち去りました。 (フェアリーキス)

著者 : ぷにちゃん

• Jパブリッシング (2017年2月28日発売)

作品紹介・あらすじ

シンデレラの物語に転生したリラを支えてくれるのは、優しいネズミのナキア。でも王子様との出会いを喜んでくれるはずのナキアはなんだが不機嫌。ある日、ナキアと同じ瞳の色をした美しい青年がリラの前に現れて-「俺のこと、本当にわからない?答えないとキスしちゃうけど」いつもそばにいて友達だと思っていたネズミは、実はリラに一目惚れした魔法使いの弟子だったのだ!ナキアの言葉に胸が高鳴ってしまうリラの恋の行方は…!?

感想・レビュー・書評

[lovenovelsさんの感想 · 2019年7月27日]

自分が「シンデレラ」だと分かっている少女、リラの話。未来が分かるから、それに向けてどんどん準備していく。居心地のいい生活に向けた準備ができるのは良かったけれど、両親が死んでしまう未来を知っているのは、しかもそれなのに名にもできないのは辛いだろう。と思った。
頭の良すぎるネズミ(？)のナキアが可愛かった。動いているところを見てみたくなる。

著者プロフィール

なろう出身作家。ビーズログ文庫『悪役令嬢は隣国の王太子に溺愛される』、ＭＦブックス『完全回避ヒーラーの軌跡』等既刊多数。

「2023年 『回復職の悪役令嬢　エピソード3 ユニーク職業〈聖女〉クエスト・上』 で使われていた紹介文から引用しています。」