まんがで知る教師の学び2――アクティブ・ラーニングとは何か

著者 :
  • さくら社
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本棚登録 : 108
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784908983054

作品紹介・あらすじ

今求められる教師の学びを、まんがで分かりやすく解説して大好評の『まんがで知る教師の学び――これからの学校教育を担うために』に続く、シリーズ第2弾。

今回は新学習指導要領の目玉・アクティブ・ラーニングをテーマに、今知っておくべきキーワードや改訂のポイントを驚くほどわかりやすく解説。
各章とも、まんがに出てきた重要ポイントが、解説ページでさらに深く説明されているので、理解が確かなものになります。
教師も必読のビジネス書を紹介して人気のコラムも、前作からさらに充実したラインナップで掲載。

この一冊を読めば、アクティブ・ラーニングは恐れるに足らず!
本当に目指すべきは何なのかが見えてきます。

感想・レビュー・書評

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  • 本書では、なぜアクティブ・ラーニングを行い、生徒をアクティブ・ラーナーにする必要があるのか、学校現場でのアクティブ・ラーニングに関する疑問点をまんがという手法で分かりやすく描いています。
    協同学習をするだけではアクティブ・ラーニングにならない理由など、よくある誤解についても触れ、解説してくれます。

    登場人物の吉良先生は、生徒がアクティブ・ラーナーになるためには、まず教師自身がアクティブ・ラーナーにならなければならないと話します。
    私は、教師が学校での課題を自分ごとだと捉え、同僚・管理職・保護者・生徒との対話を通じて解決を図っていくという行動をしていかなければならないのだと感じました。
    対話は相手がいて、意見の衝突や折り合いをつけることは避けられません。ですが、それらの障害も乗り越えて、課題に向き合うことが大事であると思います。
    実際は消耗するんですがね……

  • 本著のテーマは「アクティブ・ラーニングとは何か?」である。様々な所で教えて頂くことであるが、アクティブラーニングの目的は「アクティブ・ラーニングの授業をすること」ではなく、「教師と子どもがアクティブラーナーになること」である。漫画では、特に校内研修を通して、教師が個人として、集団として成長していく姿が描かれていた。
    私は最近、協同学習やグループ学習といった「授業の方法」に関心があるが、そこだけに固執してはいけない。
    「子どもの姿はどうなのか?」「子どもがどう成長したのか?」ここが抜け落ちていたら、元も子もない。「アクティブラーナが育つ学級・授業づくり」を実現するためには、様々な視点で自分を見つめ直し、学んでいく必要がある。

  • 漫画だから分かりやすい!
    教師たちは色んなことを思っている。
    例えば、現状でいい派。
    これは、8割を占めると思う。だって、働くだけで精一杯なんだもん俺たち。次に、意欲的に学んでいて「浮いている」教師。勉強することは大事なんだけど時々浮いてしまう。
    校内研究てだいたい機能していたいと思う。

    コンピテシーとは、その人全体の能力をさす。
    頭の良さだけでなく、人間調整力とかも入る。つまり代田とかは、学歴とか頭のよさはないけど、コンピテシー強いてことか?

  • アクティブラーニングと切り開く力
    偉大な教師は生徒の心に火をつける

  • 主体的・対話的で深い学び、資質能力の三つの柱についての理解がしやすい。また、コーチングやアサーションなどより良い人間関係の構築、チームづくりに必要な気づきがたくさんある。

  • 岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
    http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00575250

    圧倒的な情報量と深さで話題のシリーズ第2弾。
    今回は間近に迫る新学習指導要領の内容をテーマに、今知っておくべきキーワードや改訂のポイントを驚くほどわかりやすく解説。
    各章とも、まんがに出てきた重要ポイントが、解説ページでさらに深く説明されているので、理解が確かなものになります。
    教師も必読のビジネス書を紹介して人気のコラムも、さらに充実したラインナップで掲載。
    この一冊を読めば、アクティブ・ラーニングも恐れるに足らず!
    本当に目指すべきは何なのかが見えてきます。
    (出版社HPより)

  • 2019年「まんがで知る教師のまなび2」読了。1巻を友人に紹介したら、続きを購入したということで借りた一冊。とても読みやすく、本質だけが抽出されている内容なのが非常にわかりやすい。どの教育現場(学校)でも起こることをとてもよく描かれていると思う。3巻も楽しみに読みたい。

  • 読み終わった

  • 電子版で読んで面白かったので本も購入

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著者プロフィール

1962年、熊本県生まれ。熊本大学教育学部美術科を卒業後、公立の小中学校で25年教える。現職教師を務めながら岐阜大学教育学部大学院教育学研究科を修了。公立小中学校教諭、熊本大学教育学部附属小学校教諭、熊本市教育センター指導主事、熊本市立向山小学校教頭、熊本大学教職大学院准教授、熊本市教育センター主任指導主事を経て、2022年4月より熊本大学特任教授。『まんがで知る 教師の学び』『まんがで知る 未来への学び』『まんがで知る デジタルの学び』シリーズ(さくら社)他著書多数。

「2024年 『まんがで知る デジタルの学び3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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