酒の穴: 酒をみつめる対話集

  • シカク出版
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本棚登録 : 97
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (141ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784909004741

感想・レビュー・書評

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  • 文庫なのに¥1,200・・・。でもどうしても欲しかったんですよね。最近の僕の中での癒し度マックスのパリッコ&スズキナオコンビの対談集です。対談っていうか雑談ですね。
    くだらないと思う人には届かないこのゆるゆるとした空気。為になる本ばっかり読みたいわけではないのですよ。こういう読んでいる時に頭の中が真空になるような本もとても大事であります。
    二人が酒を飲んでぼーっとするユニット「酒の穴」のセルフタイトル本です。セルフタイトルと言ったら音楽界では勝負の1枚ですが、この本にはそういう肩に力が入ったやり取りは有りません。
    これだけ本を一気に出しているという事は、こういった精神をゆったりさせるものを望んでいる人が沢山居るんだと思います。
    特に波紋を見ながら飲むって笑えるけど、物凄く同意出来るし、そういう事を言語化出来る彼らはやはり只物ではない。

  • 二人が酒飲みについてだらだら喋る掛け合いの内容。
    内容がおもろいし、たまに哲学。
    読んでたら皆とくだらない話しながら飲むあの雰囲気を味わいたくなる
    小汚いお店のような生活感溢れ出てる飲み屋でダラダラ飲みたい。
    コロナの終息宣言がされた日にはモンゴルの草原のど真ん中で立食パーティーしましょう。
    徳元に感想を強要されてから本読む頻度が落ちた気がします。最近積ん読しかしてない。

  • くだらない。好き。

  • 図書館で見つけた。二人の酒好きのにーちゃんがゆるい酒飲み話をするだけの本。裏表紙の紹介文が言い得て妙。「読んでもまったく身にならない。だけど、ひとり酒の時間が少しだけ豊かになる、酩酊対話集。」
    面白かったけど、これで定価1,200円+税てか。酎ハイ3〜4杯飲む方がええやん。

  • 対談集、というよりも酒飲みの会話をそのまま記録した感じだな、こりゃ(褒めてる)。つか、俺も酒を持ってこの会話に参加したいわw。

  • 「ストロングでありゼロである」「強いのに、無」「まさに私がそうありたい」「飄々とね」「そうそう」(p.109)

  • こういうお酒と居酒屋に関するどうでもいい話をいつまでも読んでいたい。「梶井」面白い。

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著者プロフィール

スズキナオ

1979年東京生まれ、大阪在住のフリーライター。WEBサイト『デイリーポータルZ』『メシ通』などを中心に執筆中。テクノバンド「チミドロ」のメンバーで、大阪・西九条のミニコミ書店「シカク」の広報担当も務める。パリッコとの共著に『酒の穴』(シカク出版)、『椅子さえあればどこでも酒場 チェアリング入門』(ele-king books)、『“よむ”お酒』(イースト・プレス)がある。本書が初の単著書となる。

「2019年 『深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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