毎日の食事に殺される食源病~医者が教える汚染食品から身を守る方法

  • ユサブル
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784909249425

作品紹介・あらすじ

タイトルにある「食源病」とは文字通り、日々の食事が原因の病気です。
「国産食品は安全だから、健康を考えて国産を選んでいる」という人は多いのではないでしょうか。
しかし実は国産食品も含めた日本の食環境が全く安全とはいえない状況にあることを描いているのが本書です。
例えば農産物の残留農薬基準はいまや、世界最悪です。
国内に流通している農産物の残留農薬は海外の基準を満たせず、輸出できないレベルなのです。
具体的には世界的に禁止もしくは大幅に規制されているグリホサートやネオニコチノイド系農薬の残留基準は年々緩和され、いまや世界最悪水準です。
また例えば、育児には必須の粉ミルク、国産品で遺伝子組み換えの原料が含まれていないものはありません。
日本で安全な粉ミルクを入手しようと思うと海外から取り寄せるほか手段はないのです。
これらの状況は、大人の生活習慣病だけでなく、子どもに増えているアトピー、アレルギーの原因とも言われています。
本書は日本の最悪な食事情を描いた「日本人だけが知らない汚染食品」に続いて最新の日本の食品事情を伝えつつ、
では何を選んで食べたらよいのかという読者の疑問にお答えします。
またトクホ商品、カロリーゼロ商品、機能性食品など身体によいと謳う商品が非常に多い昨今、健康のためにこれらの商品を選んでいる人は多いでしょう。
しかしこうした食品のウソを指摘しつつ、本当に良い商品の選び方、お金をかけずに安全でおいしい食事をするための方法など、「汚染食品から身を守る方法」をお伝えする1冊です。

感想・レビュー・書評

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  • より健康に生きるために必要な情報だったかなと思う。
    実際体にどういう影響があるのかは後々でないとわからないことではあるが、良いものを体に入れることに越したことはない。
    無理をしてでもそうするということではなくて、柔軟に楽しく生活した上で健康に生きたい。

  • 食料も安かろう悪かろうなのだと気がつき、家計が許す限り、体に優しいものを取ろうと思った。電子レンジも良くないというのはあまり意識していなかったので、これを機にタジン鍋を導入した。いいもので調理し、関心を持って選んだより安全な食材を摂取していると思うと、それだけで気分が良くなる。デトックスで排出するという視点も大事なようなので、今度近所の酵素風呂に行ってみるつもりだ。

  • 漫画ってしらず購入。個人的には読みにくかった

  • 漫画が多くとてもわかりやすかったです。
    数年前から食に気をつけるようになり、添加物などを排除しょうとするとキリがなく悩むところもありましたが 最善を選ぶより最悪を避けることが大事!自分にあったやり方で食を楽しむこととありました。
    もっと楽しく社会毒を避けて生活できるようにしたい。

  • 前作の「マンガで分かる汚染食品」よりも、やや説教臭くなっているので、星−1。

    但し、日本人が無視している食の安全性を世に広めている価値は変わらない。

  • 食事が原因で病気になる「食源病」について漫画+文章で解説された一冊。食品添加物や農薬(グリホサート)、遺伝子組み換えなど、ここ数十年で一気に増えた「自然ではない」ものが入った食品の弊害について語られ、その解決法についても解説される。添加物絡みの話は文章だと分かり辛いことが多いが、マンガだとすごく分かりやすい。これ系の本にはあまりない家族とのコミュニケーション周りの話も入っていて、なかなか興味深かった。食品添加物についての現状を詳しく知りたい人にオススメの一冊。

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著者プロフィール

内海 聡:医師。2013年、断薬を主軸としたTokyo DD Clinicを東京都台東区に設立。NPO法人薬害研究センター理事長。市民がつくる政治の会代表。日本再生法人会代表理事。Facebookフォロワーは17万人以上、Twitterは15万人以上。執筆活動も精力的に行っており、精神医学の本質を暴いた『精神科は今日も、やりたい放題』(PHP文庫)や、『新型コロナワクチンの正体』(ユサブル)などがベストセラーに。また、先住民に関する造詣も深い。医学の正体や、社会構造、健康になるための食事法、量子医学にいたるまで著作は多数。近著に『2025年日本はなくなる』(廣済堂出版)がある

「2023年 『世界が滅ぶ前に私たちは何ができるのか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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