森のささやきの標本室

著者 :
  • エイアンドエフ
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本棚登録 : 83
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (64ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784909355324

作品紹介・あらすじ

森の音が標本にされちゃった!?

鳥のさえずり、小川のせせらぎ、
木々のざわめき、草花のそよぎ……。
自然がもたらすギフトを愛する、すべての人たちへ。

感想・レビュー・書評

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  • 開きたい!と思わずにはいられない表紙の絵とタイトル!
    絵にすいこまれながらどんどん読んじゃう。森の音たちはどこに?弟くんはどこへ?
    森に行って、目を閉じて音や空気に触れにいきたくなる一冊でした。

  • 図書館で読んでいた本の中から、かすかな声が聞こえてきました

    こだまという女の子が、ことはという弟とはぐれて探しているのです
    いっしょに探すというと、本の森の中に招待されました

    賑やかだったはずの森は、静まりかえり音がしません
    声に出した音が流れていくのを追っていくと…?

    〇霧の精、四季の精が出てくる
    音のない寂しさを安らぎに
    〇美しい色づかい
    〇音の標本室がすてきだ
    〇四季の精たちの場面が好き
    〇ヨーロッパの森の過ごし方

  • かわいい絵と不思議なタイトルにひかれて読んでみました。少し読み進めるとぱっとページを開いた瞬間森の中にいるような感覚にさせてくれる色彩が素敵です。
    またさらに読み進めると、春の精の登場シーンも華やかで素敵でした。
    春の精が素敵すぎて、夏の精がちょっとピンとこなかったのと、他の妖精の登場シーンも見開き使ってくれてもいいのにな、と思って星4つにしましたが、森の様々な音だけでなく、霧や静けさも描かれていて、素敵な絵本だと思いました。

  • 「森のささやきの標本室は子供から大人まで楽しめる、ファンタジックな人気作家の大作絵本です。
    森の音が標本にされちゃった!?鳥のさえずり、小川のせせらぎ、
    木々のざわめき、そよぐ風……。自然がもたらすギフトを愛する、すべての人たちへ」

  • 子ども用の絵本ですが、挿絵も表現も素敵でした。オノマトペも楽しかったです。

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著者プロフィール

絵本作家、イラストレーター。ピコグラフィカパブリッシング&デザイン主宰。1972年生まれ。ベルリン在住。 ロンドン芸術大学チェルシー校大学院修了。2000年ボローニャ国際児童図書展の絵本原画展入選。主な絵本に『かいぶつトロルのまほうのおしろ』(アリス館刊)、『フィオーラとふこうのまじょ』(講談社刊)など。

「2018年 『愛の本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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