絶対に死ぬ私たちがこれだけは知っておきたい健康の話 「寝る・食う・動く」を整える

著者 :
  • ミシマ社
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784909394118

作品紹介・あらすじ

現代人よ、もっと、もっと、もっと寝よう!
体とのつき合い方がわかり、3カ月で不調が改善。
人気鍼灸師が実践する現代版・養生法

・寝る時間は、3重の締め切りを設定して死守する
・寝室と布団内の温度と湿度が、睡眠の質を決める
・食事の半分は野菜を食べる
・野菜多めの食養生が、花粉症も軽減させる
・運動は、約7分のラジオ体操だけでいい
・初期のインフルエンザも葛根湯で治せる…etc.
具体的なアドバイスが満載。

(本書の現代版・養生を3カ月続けたら)おそらくは3カ月を待たずにだいぶいろいろな不調が改善してきていると思います。1年続けたら、季節ごとに出る不調の出方が軽減していることに気づくはずです。2年続けられたら、「自分はこんなに元気な人だったのだ」と思えるようになります。…そこまで続けられたら、みなさんの生活そのものが養生になっているはず。続けていけばいくほど、気力体力、それと無駄に使わなかった分の財力が増えていきますから、あとは、「ああ楽しかった」と息をひきとるその日まで養生と生きる楽しみを繰り返していくことです。
――本文より

感想・レビュー・書評

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  • 「とにかくこれだけやりなさい」と体質改善のためのto doを3つだけに絞ってくれた感じ。アメムチならアメ戦法で、これなら頑張ってみようかなと思わせてくれる笑。実際中国の人達はこの本の内容は常識として日々実践してると思う、それだけ東洋医学は数千年の知恵の上に成り立っていて根拠と実績があって、習慣や肌感覚として取り入れたい。もっと自分のからだのことを知って、観察して、元気に寿命をまっとうしたい。

  • 健康食品に健康器具、色んな健康法やダイエット法。
    この世は情報に溢れている。

    そんな中で筆者が唱えるのは「食事、運動、睡眠」の三拍子。
    シンプルな内容に左下にパラパラ漫画のようなシンプルなイラスト。
    これが無性に癒される。

    健康迷子なあなたへ。

  •  人がまっとうに生活していたとしても100%完璧な生活をすることなどできない。

     その中でいかによりよい生活をするかが重要であり唯一のポイントになるだろう。

     その大本3本柱が寝る・食う・動くだと、人間の欲求に見事に合致しているものである。

     一番大事なことは無理押しないという事でもあるのではないか、書かれていることを無下に、忠実になぞることもないという気持ちが一番大切だと思う。




     寝るを高める七つの習慣
    1 入浴は遅くとも1時間前くらいまでに
    2 食事は寝る直前にしない
    3 寝る前の失眠と湧泉のペットボトル温灸
    4 光を遮断して眠る
    5 起きたらカーテンを開けて光を浴びる
    6 寝室と布団内は適切な温度と湿度を保つ
    7 春夏は早起き、秋冬は遅起き

     食うの質を高める七つの習慣
    1 食べる割合は野菜2、炭水化物1、たんぱく質1
    2 季節に合わせて食べる
    3 水分の適量・種類・温度を覚える
    4 大人におやつはいりません
    5 アルコールは薬物です
    6 無農薬有機野菜と普通の野菜問題
    7 健康にいいからと食べる、もしくは食べないのをやめる

     動くの質を高める七つの習慣
    1 ゆっくりとやってみる
    2 関節可動域全部を使ってやってみる
    3 お手本そっくりになるようにやってみる
    4 呼吸を止めないようにやってみる
    5 苦手な動作ほど注意してやってみる
    6 ちょっとだけ解剖学に詳しくなる
    7 憧れを持つ

     葛根湯
     ネギ白いところ
     ドライジンジャーパウダー
     コショウ

     シナモンパウダー
     ドライジンジャーパウダー

  • 神様は言った。全員死刑、、、確かに誰も死を免れない。ならば、健康で養生しようよーっていう本

  • 大変申し訳ないけど表紙の文字がちょっと怪しげに見えて買うのをためらっていました。が、読んでみたら、特に怪しさはなく、わりとすんなり読めました。「三日坊主も続ければ…」というフレーズが1番勇気が出たような気がします。
    ページの表示されているあたりを見ながらパラパラっとめくると「おぉ〜」となれたので、買って良かったです。

  • 健康についての基本として、手元に置いておきたい本。
    年々不調が増えて対処法ばかり追っちゃっていたので、これを読んで改めて基本的な事について振り返れたのが良かった。
    コメントで「わざわざ読むほどでもない内容」みたいなのを見かけたけど、私は読んでよかった。こうやって文字でまとめられてるの有難いと思う。ときどき振り返って基本に立ち返りたいと思う。

  • 幾つになっても健康の話は尽きない。ただ基本的なところに立ち返って、そもそも人も動物であるし、習慣と健康は切り離せない関係性があること、特に「寝る食べる動く」はどれもおろそかにしてはいけないなと、改めて思う。

    あと最近気象病について、自分もちょっとそれっぽい思い当たる節があるので、気になった。

  • 改めて健康は基本にシンプルな生活が一番なんだなと再確認。
    最近出てきたようなものより昔から語り継がれていたり当たり前とされてきたもののほうが信頼性が高いのは、ごく当然のこと。
    目新しいものに飛びつきやすく我々と利益を上げなければならない資本主義社会を問いたい。

  • お酒は良くない。合法な麻薬。

  • 結構前に読んでたのだが、登録してなかった。なんでだろう。
    生きている間の長いいのちを楽しんで使い切るための養生。健康寿命と寿命を一致させる。最後の何年かのしんどい時期を短くする。食費はかさむ。確かに。便利なものは使う。エビデンスはある程度信用する。記録とセットで、三日坊主を繰り返す。
    なんか、しみじみと納得。
    動きのモデルが見つからないんだよねえ。動画見た方がいいのかなあ。

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著者プロフィール

臨床家・鍼灸師。1976年生まれ。高校卒業後に鍼灸免許を取得。早稲田大学第二文学部卒(思想宗教系専修)。2004年にアシル治療室を開院。予約のとれない人気治療室となる。古武術を学び、現在の趣味はカポエイラとブラジリアン柔術。著書に『絶対に死ぬ私たちがこれだけは知っておきたい健康の話』(ミシマ社)、『安心のペットボトル温灸』(夜間飛行)、『決定版 からだの教養12ヵ月――食とからだの養生訓』(晶文社)など多数。

「2022年 『気のはなし 科学と神秘のはざまを解く』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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