しあわせしりとり

著者 :
  • ミシマ社
3.59
  • (39)
  • (89)
  • (97)
  • (13)
  • (5)
本棚登録 : 1231
感想 : 90
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784909394200

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ほっこり、くすっと笑える1冊。
    作者さんの視点に、なるほど、と思う部分もたくさんありました。
    しあわせしりとり。
    途切れることなく日々の中で小さな幸せを見つけていきたいなぁ。

  • 毎度ほっこり楽しい気分にさせてくれるミリさんのエッセイ。
    普通に読んでも面白いのに、章のタイトルがしりとりになっている遊び心が好き。
    あるあるが面白かったし、読んでいて子どもの頃のことを思いだしました。

    今までに何冊もミリさんのエッセイを読みましたが、改めて思ったのはミリさんが想像の遊びを考える天才だってこと!
    クスッとしたりしんみりしたり、ミリさんのエッセイは読むといつも和みます。

  • 久しぶりに読んだ益田ミリさんの本♡
    いつも心が癒される!!!
    目次を見るとしりとりになっている面白さ!
    読んでいると、心がほっこりしたり、目がうるうるするしたり、幸せとは何だろうと考えたり…。

    今年も本で心を潤したいなと思えた1冊☺︎⭐︎

  • ほのぼの。癒された。

  • 50歳前後くらいの益田ミリさんのエッセイ。

    1986年、高校生だったころの日記を振り返ってみたり、短大のヨーロッパ旅行のしおりを引っ張り出して眺めているが、物持ちの良さに驚いてしまう。
    OKAMOTO'Sは『20』という曲で、”三日坊主の日記帳だって 20年後にゃ宝物だろう”と歌っている。
    30年前の日記やしおりなんて、相当に付加価値のある宝物になっているはず。家宝レベル。

    なんでもないような文章や記憶だって20年経てば全部宝物なのだ。

  • 好きなエッセイだった。
    笑ってしまうものや、じーんとくるものまで。でも、どれにも変わらなくあるのは、ミリさんらしい視点であるということ。
    記憶に残ってない本当に小さな感情とかシーンを、抜き取ってくれてるから、共感したり心が動く。

  • しあわせだなぁと思うものでしりとりをする。
    考えるだけで幸せになりそうだ。
    益田さんのエッセー集。
    旅の話や実家のお母さんとのやり取りや、おなじみの人の観察や・・・
    クスリと笑えて、じんわり暖かくなれる。

  • p120
    いろんなことがある。いいこともいやなことも。いやなことの方が手触りがいいので、つい、いつまでも触ってしまう。そんな感じなんじゃないか。

    124
    今日うまれた感情が宇宙だとしたなら、日記とは、そのうちの、ひとつふたつの惑星を撮影して見せているだけということになる。
    p126
    人は、点と点のつきあいでよいのだ。全貌くまなくとらえる線の付き合いでなくともよいのだ。田辺聖子さんの 乗り換えの多い旅

    p127
    心がささくれる。もう今日は誰からのメールも見たくない、という日があってもよいではないか。夕方、スマホを置いて喫茶店へ
    p130
    毎日、この日記の原稿を書いていると、自分の中のなにかが薄まっていくのがわか?る。1ヶ月だからよかった。もう、やってはいけない気がする。

  • 益田ミリさんの日常のあれこれを綴ったエッセイ。

    夜雨子さんに似た人という話が面白かった。

    各エッセイのタイトルをしりとりで繋げてあり、
    最後はちゃんと“ん”で終わる小細工も素敵。

  • 関西弁で書かれている部分もあり
    親しみを感じました。

全90件中 41 - 50件を表示

著者プロフィール

1969年大阪府生まれ。イラストレーター。主な著書に『欲しいものはなんですか?』『みちこさん英語をやりなおす』『そう書いてあった』『今日の人生』『しあわせしりとり』『すーちゃん』シリーズ、『マリコ、うまくいくよ』『僕の姉ちゃん』シリーズ、『スナック キズツキ』『ツユクサナツコの一生』『ヒトミさんの恋』『ランチの時間』等がある。

益田ミリの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×