ギャングスタ・ラップ ディスクガイド──ヒット・定番 600曲・600枚 (ele-king books)

著者 : 小渕晃

• Pヴァイン (2020年9月23日発売)

作品紹介・あらすじ

ギャングスタ・ラップの主要アーティストと、ヒット曲、定番アルバムがひと目でわかる、世界初の専門ディスクガイド本
著者は『 シティ・ソウル ディスクガイド』の小渕晃

感想・レビュー・書評

[wagaさんの感想 · 2024年3月1日]

・3年位、チマチマと読みつつ、サブスク等で調べて聞きつつ、少しづつ読み進めて、ようやく読み終えた。でも楽しかった。
・労作。ネタ元、サンプリングネタへの言及、一冊の中にこれでもかと(それでも言い足りない所はあったでしょうが)ギュウギュウにはいっている。
・カルチャーとしては元より、音楽としての、という所にもちゃんとフォーカスが当たっており、概観を把握するのに非常に役立った。
・雑誌の特集や「ギャングスタ」の部分にフォーカスが当たった本は今までもあったと思うけど、ディスクガイド本としては殆ど無かったと思うので、意義も深い。お疲れ様でした。

著者プロフィール

TOWER RECORDS、CISCO勤務を経て、1996年から2010年まで音楽雑誌『bmr(ブラック・ミュージック・リヴュー)』編集、後に編集長。
現在はフリーのライター、編集者。Spotify公式プレイリスト「City Soul」 選曲。
著書:『HIP HOP definitive 1974 - 2017』(P-Vine)2017
共著:『R&B/HIP-HOP DISC GUIDE』(ブルース・インターアクションズ)2001、他

「2020年 『シティ・ソウル ディスクガイド ２　シティ・ポップと楽しむ ソウル、AOR & ブルー・アイド・ソウル』 で使われていた紹介文から引用しています。」