- Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
- / ISBN・EAN: 9784909646262
作品紹介・あらすじ
50年食べ歩いた中から厳選、
時代を超えて愛される珠玉の一皿
僕の一番好きなお店は…
1位○○○
2位カルボ(浅草)
3位はと屋(新橋)
★何度でも食べに行きたい名店ランキング
★町中華でまさかのナポリタン
★謎のメッセージ「イタリー製と同じです」
★サラリーマンの街・新橋はナポリタンの聖地だ
★話題の「大宮ナポリタン」&「はちナポ」レポート
★コンビニナポリタン全種類食べ比べてみた
★いつものナポリタンを劇的においしくする一工夫……etc
B級グルメライター、町中華探検隊・下関マグロの、50年に及ぶナポリタン食べ歩き録。
「読んで」「訪ねて」「作って」楽しめる、ナポリタン本の決定版。
本書ではこれまで僕が食べ歩いたお店を数多く取り上げているが、特定のお店のナポリタンをオススメしているわけではなく、「あなたの近所にあるナポリタンに目を向けてみませんか」という趣旨である。(まえがきより)
感想・レビュー・書評
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様々なナポリタンの写真が一気に見れて良い。
やっぱり銀皿がそそるな〜!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ナポリタンへの愛が伝わってきました。
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もともとナポリタン好きで、ナポリタンを検索してお店に行くこともしばしばですが、コロナ禍でほとんど外食をしなくなった今、ナポリタン行脚したくなってしまいます。
コンビニのナポリタンはなぜ大盛りや、大きなソーセージが入っていることが多いのだろう…と思いました(普通盛りにしてほしい&大きなソーセージは具ではなくおかずだと思う)。 -
ついに出たか、という感じです。
しかし歴史も浅く、それほど味に大きな
違いは無いと思われる(ケチャップの味
ですから)ナポリタンの食べ歩きとなる
と、表現が難しいのでは、と思いました
が企画で勝負していました。
コンビニのナポリタンの食べ比べなど、
かなり趣向を凝らして楽しい内容に仕上
がっています。
ナポリタンもラーメン同様、日本が生ん
だ素晴らしい料理であるとしみじみ感じ
る一冊です。 -
大昔、本場ナポリに行っておそるおそるナポリタンを注文したけど、全く通じなかったなぁ…。その時は、大阪で大阪焼を頼むようなものなんだろな、と自分を納得させました。インドの人が日本のカレーを自分たちのカレーと同じ料理と思っていないように、ナポリタンは日本が育んだオリジナル食。スパゲッティという言葉がパスタという言葉に飲み込まれる前の、さらにはアルデンテという言葉を知る前の昭和の「味のタイムカプセル」なんだろうと思います。と、いうのは著者世代に近い自分の思いであって、平成生まれにとってナポリタンってどんな存在なんだろう?「町中華」や「せんべろ」のように発見すべき、新しい対象なのだろうか?昭和世代にとってはページをめくる度に、写真からケチャップの甘い香りが漂ってくるような気がして、脳からよだれが…。たまらん!ということでページを閉じてすぐ、近くのコンビニ3店を巡り、三種のナポリタンを購入してしまいました。ナポリタンは喫茶店かロメスパで食べるもの、と決めていた自分にとっては初めての挑戦でした。レジ袋無料最終日の夜だからできた、ことなのかも。(チンしたコンビニフードって、これからどうエコすればいいのだろう…脱線ですが…)どれもプラスチックの皿の上では似たようなビジュアルですが、もう全く味が違ってびっくりしました。本書の副題にある「究極のナポリタンを求めて」という気持ちがよく理解できます。でも著者がやっていることは近所を「ぶらぶら」だし、思い出界隈を「ぶらぶら」で究極を求める気迫はゼロ。そこらへんが、我らがナポリタンの気分なんです。「幸せの青い鳥」は自分の身近にいた、と同じように「幸せの赤いナポリタン」も住まいか、仕事か、思い出のご近所にある?!