蘭亭序之謎 上 (行舟文庫 GSと 1-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (436ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784909735171

作品紹介・あらすじ

重厚な史実とダイナミックな虚構。玄宗と楊貴妃以後の唐の時代は、日本人にはほとんど知られていないが、ぜひこの作品で知って愉しんでほしい。
――作家 田中芳樹

◎あらすじ
 元和年間、唐は憲宗の時代。皇帝の重臣・裴度の姪である裴玄静は、七歳で初めて殺人事件を解決して以来、地元では「女名探偵」として知られていた。しかし地方官僚だった父の死後、実子に家督を継がせたい継母の策略で故郷を追われ、玄静は叔父を頼って長安に向かう。そこで玄静は叔父の親友である時の宰相・武元衡の暗殺事件に遭遇する。殺される直前、正体不明の相手から繰り返し脅迫を受けていた武大臣は彼女の探偵としての評判を見込んで、周りに気取られぬよう暗号の形で「王羲之の『蘭亭序』に隠された秘密を解き明かし、皇帝や自分たちの命を狙う黒幕の正体と目的を暴いてくれ」と託していた。
 玄静は、長安に辿り着いた嵐の夜に出会い、共にある怪死事件に遭遇した医師・崔淼と共に王羲之とその一族に因縁ある土地を巡る旅に出ることになるが、実は崔はある人物が彼女を見張るため送り込んだ間者で――

感想・レビュー・書評

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  • 第42回:大スケールの中国王朝ミステリ(執筆者・阿井幸作) - 翻訳ミステリー大賞シンジケート(2018.01.18)
    https://honyakumystery.jp/5878

    中国人気作家・唐隠『大唐ミステリー』シリーズ。邦訳プロジェクトを立ち上げました! | 行舟文化(2018/08/01)
    https://www.gyoshu.co.jp/blog/2018/08/01/014343

    (特典A付き!数量限定)『蘭亭序之謎』上巻 唐隠著/立原透耶など訳(文庫判) | 行舟文化
    https://www.gyoshu.co.jp/items/75874201

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著者プロフィール

唐隠(とう・いん)
一九七〇年代に中国上海で生まれる。二〇一〇年にデビュー。一五年に「当当年度影響力作家賞」、一六年にアマゾン中国が選ぶ「新鋭作家賞」を受賞。台湾・誠品書店が頒布した「二〇一七年度閲読報告」にて、「二〇一七年十大ベストセラー作家」と「最も受けのよい作家」に選ばれた。
代表作・四部構成の「大唐懸疑録」シリーズは、台湾(繁体字版)、日本、タイ、ベトナム、韓国への版権輸出を果たし、うち『蘭亭序之謎』が「海外館蔵影響最広的中文図書(海外の図書館が所蔵した、最も影響の大きい中国語書籍)」ランキングに入選。同シリーズの有料オーディオブックは再生回数が三千万回を超え、ドラマ版の制作も鋭意準備中である。

「2023年 『蘭亭序之謎 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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