万葉集と帝国的想像

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  • Amazon.co.jp ・本 (504ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784909832788

作品紹介・あらすじ

ヤマト宮廷は文学を通して帝国となった。
古代のヤマト国家は自分たちの統治が全世界を覆うかのように想像していた。
ヤマト宮廷が生み出したあらゆるテクストに、この帝国的想像が表現されている。『万葉集』はその最たるケースである。
『万葉集』を国民的歌集とする通念は、近代国家が生んだ幻影にすぎない。
虚妄が暴かれた今、本来なされるべきだった帝国的歌集としての解読を実行する。
米国発の問題作、最適の訳者を得て待望の刊行!

著者プロフィール

カリフォルニア大学ロスアンゼルス校アジア言語文化学科教授 1968年イギリスで生まれ、その後まもなく一家で南スペインに移住。1992年ロンドン大学東洋アフリカ研究学院卒業。北海道大学文学研究科国文学専攻修士課程を経て、コロンビア大学大学院博士課程修了。主要著作: Man’yōshū and the Imperial Imagination in Early Japan(Brill, 2014年)、『万葉集における帝国的世界と「感動」』(笠間書院、2017年)。

「2023年 『万葉集と帝国的想像』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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