脚本家・野木亜紀子の時代

制作 : リアルサウンド映画部 
  • 株式会社blueprint
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784909852175

作品紹介・あらすじ

脚本家·野木亜紀子が手がけたテレビドラマは、なぜ人々を夢中にさせるのかーー。気鋭のドラマ評論家7名が、野木が注目されるきっかけとなった『重版出来!』から、社会現象を巻き起こした『逃げ恥』、そして脚本家として不動の地位を築いた『MIU404』まで、代表作7タイトルを徹底考察。現代社会を鋭く照射する野木ドラマの深い魅力に迫った。

感想・レビュー・書評

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  • 脚本家 野木亜紀子さんにスペシャルインタビュー!「ドラマは絵空事。でもどこかに真実を入れたい」 | LEE
    https://lee.hpplus.jp/column/1515634/

    『重版出来!』『逃げ恥』『MIU404』……ドラマ評論家7名が考察した書籍『脚本家・野木亜紀子の時代』刊行へ|Real Sound|リアルサウンド 映画部
    https://realsound.jp/movie/2021/06/post-802567.html

    近刊検索デルタ:脚本家・野木亜紀子の時代
    https://honno.info/kkan/card.html?isbn=9784909852175

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      どのドラマも見たコトないのですが、、、
      どのドラマも見たコトないのですが、、、
      2021/06/30
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      晶と恒星はなぜ惹かれ合う? 西森路代が『獣になれない私たち』で考えた“女性観”|Real Sound|リアルサウンド 映画部
      https:/...
      晶と恒星はなぜ惹かれ合う? 西森路代が『獣になれない私たち』で考えた“女性観”|Real Sound|リアルサウンド 映画部
      https://realsound.jp/movie/2021/07/post-813929.html
      2021/07/27
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      ドラマ脚本家にとっての“作家性”と“商業性”とは 『脚本家・野木亜紀子の時代』著者座談会|Real Sound|リアルサウンド 映画部
      ht...
      ドラマ脚本家にとっての“作家性”と“商業性”とは 『脚本家・野木亜紀子の時代』著者座談会|Real Sound|リアルサウンド 映画部
      https://realsound.jp/movie/2022/01/post-943070.html
      2022/01/18
  • 「重版出来」は原作が好きで見始めて、原作の世界観を壊さずにもう一つの「重版出来」世界ができていて、満足して見た。「逃げ恥」は途中から見始めて、初めから見てなかったことを後悔した。「アンナチュラル」は野木さん脚本と知らずに見ていて、終わるのが勿体ないと思ってみていた。「けもなれ」を気に入ってみているうちに、ようやく、「脚本野木亜紀子」に気がついた。
    評論集が成り立って、それを読もうと思わせるのは、ドラマの中にいろんな想いが詰まっているからなんだろう。面白くって、なんとなく洒落てて、だけどちょっと立ち止まって考えさせられる。映画監督で見る映画を決めるように、脚本家で見るドラマを決め始めている。

  • 野木さんの作品が好きな人にとってはおすすめの一冊。
    野木さん自身は不在なまま、作品が人々の心に刺さったその背景にある社会事情、ムーブメントを振り返っていくが、決して的外れではないように思えて、そして野木さんの作品への多大なリスペクトも感じられた。
    作品間を比較して考察しているものも多い。また、脚本ひとつではドラマは成り立たないという当然のことであっても、演出家やプロデューサーとの関係性から読み解く章によって、別の気づき方をさせてもらえた。
    社会批評性が年々高まっていく野木作品だが、この型を今後どう進化させていくのだろう?そんなことも考えると、同時に、その先行きは受け取る私たちにも委ねられているともいえるのが野木さんの作品の特徴なのだ。もっとこの先もたくさんのメッセージと批評性を受け取れるような思考力と、洞察力を維持していきたいとも思った一冊だった。

  • 興味深く読んだのはアンナチュラル評とけもなれ評。
    重版出来!についてはドラマの詳細をこちらが覚えていなくてピンと来なかった部分があるかも。
    記事によってフォントや書式が変えてあったけど、統一されてた方が読みやすかったかなと思う。
    挿絵は好き。

  • 今や当代随一の売れっ子脚本家となった野木亜紀子の『重版出来!』から『MIU404』までのドラマを作品毎に解説・考察した一冊。計7人のライターが各々書いた文章から作家性が浮かび上がってくるのが面白い。何より全員が作品と野木亜紀子を愛して書いているのが伝わってくる。本筋からややズレるが最終章で横川良明が言及している考察ブームに対する危機感は同意。だからこそ本書に関しても野木作品を縦に掘り下げる考察だけでなく横の批評的な観点から坂元裕二や宮藤官九郎といった他の脚本家との比較も読んでみたかった。

  • 「原作ものの場合、原作の魅力や原作者の思いがより伝わる構成を立てることが、原作を託された脚本家の仕事です。」

    ああ本当に、この人が脚本を書いたセクシー田中さんを見たかった 本当に見たかった

  • またドラマ見直したくなった。章ごとにフォントとレイアウト変えてある意味はよくわからないから統一してほしい。

  • 評論書く参考になる

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