新版 正しい家計管理(すみれ書房)

著者 :
  • すみれ書房
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本棚登録 : 388
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784909957245

作品紹介・あらすじ

●どんぶり勘定は低収入より、恐ろしい。

 公認会計士・林總氏が経営のマクロな視点を家計に落とし込んだ、シンプルで使える家計管理法です。
著者は、「節約・貯金」が目的ではなく、「家族と自分が今も、未来も幸せになること」が家計管理の真の目的である、という考え方。まずは、「私は(うちの家族は)、何にお金を使うことが幸せなのか」を、考えることが「正しい家計管理」の第一歩です。

●本に沿って、「黒字の仕組み」をつくる

本書の特徴は、ふたつあります。ひとつは、「何かを削るのではなく、価値ある支出を追求する」という考え方。
もうひとつは、「日々頑張って節約・管理するのではなく、最初に黒字システムを作り上げ、予算作成の段階で不要なものを取り除いておく」というしくみの大切さです。ですから本書のやり方で一度しくみを作ったら、管理はごくごく簡単で、家計簿をつける必要もありません。(ただし、これまですべてを放置していて、収支の見当もつかない!という人は、最初だけ少し大変かもしれません)

●最新データを掲載した「新版」
本書は2014年3月にWAVE出版から刊行された『正しい家計管理』を新版化したものです。8年の市況変化や制度の変化を鑑み、データを最新化しています。

●「8年後」の体験記
巻末の体験記では、ライター&編集者の8年後の家計管理をレポート。「正しい家計管理」を始めてから8年、どんな変化があったか、どのように家計や管理法が変わったのか、想定外の出来事にどのように対応していったのか。リアルな8年後のレポート、参考にしていただけると思います。

イラスト:西淑 装丁:櫻井久・中川あゆみ(櫻井事務所)

感想・レビュー・書評

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  • 家計管理のハウツー本というよりも、
    なんだかうまくいかないな、と感じている人が、
    毎日「しあわせ」「うれしい」「楽しい」「充実してた」などの小さな良いことを感じて暮らしていき、
    そうして今と未来の人生を幸せに暮らしていくために、
    必ず必要になるお金の管理=不安に思いやすい要素をクリアにして、安心して幸せに暮らせるようなしくみ作りを教えてくれる本だと思います。
    お金のことなんて、と思う方にこそ読んで欲しいなぁ…。
    お金そのものが問題なのではなくて、
    いかに生きるか、ということを考えるための助け、応援になる本だと思いました。

  • うーん。確かに正しい。小さく暮らして未来の自由度を上げるのは正しいけど、かなわん。腹をくくれるならとうにくくっている。これができるひとは貯まる。できない人がどうやって少しでもましになるかのレベルであるよ。

  • 紹介されている家計管理を実践しようと思うと、かなりの覚悟と時間がいる。それでも、この方針で家庭を経営していけば、家計が破綻することはなさそうだ。

  • 自分の資産をすべて洗い出す、というのは参考になった。
    でも自分の場合、お金にあんまり困ってないので細かく項目を分ける必要はないんじゃないかと思えてきた。
    いくら入って、いくら使ったか、で十分かな。

  • ちゃんと家計管理するならこれ。価値観に合わせて支出を決めて、予実管理。

  • とても参考になりました。早速、実践してみます!

  • 管理不能支出の見直しというのが、目から鱗だった。早速見直したい!

  • 抜けがなく、これこそ正しい家計管理の方法だと思う。シンプルで分かりやすかった。最後の、黄色いページの部分がとても参考になった。

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著者プロフィール

公認会計士、税理士、大学院教員(管理会計)。外資系会計事務所、監査法人勤務を経て独立。現在、経営コンサルティング、会計システムの設計・導入指導、講演活動を行っている。
ベストセラー『餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?』(ダイヤモンド社)、『ドラッカーと会計の話をしよう』(中経出版)ほか著書多数。
家計も会社経営も目的は同じで、「お金」はそれに振り回されるのではなく、「満足度の高い人生」を送るために使うべきだと説く。目から鱗のアイデアとアドバイスが好評。

「2022年 『正しい家計管理 長期プラン編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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