大谷翔平の成信力 私が高校時代に伝えた、夢が必ず実現する「脳活用術」
- 清談社Publico (2024年3月6日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784909979582
作品紹介・あらすじ
数々の経営者、アスリートの夢をかなえた
メンタルトレーニング術「SBT」の驚くべき効果!
「誰もやったことがないことをやりたい」
――この“大谷思考”の原点とは?
実際に大谷翔平を指導したメンタルコーチングの第一人者が、
「科学的」な成功法則を初公開!
大谷翔平を「世界一」へと導いた「SBT」のノウハウとは?
大谷選手のあくなき探求心は、高校時代にすでにありました。
日々の練習や学校生活を送っているなかで、
私はSBT(スーパー・ブレイン・トレーニング)の指導にあたっていました。
SBTとは、大脳生理学と心理学に裏づけされた
「脳からアプローチして心をコントロールするメソッド」です。
さらに「成信力」とは「自分はできる」と信じることで、
最高のパフォーマンスを発揮できる状態をつくる力のことです。
大谷選手は、まさに「成信力」を身につけることができたからこそ、
今日の成功にいたったといっても過言ではありません。(「はじめに」より)
感想・レビュー・書評
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大谷サンといえば目標に向かってやるべきことがびっしり書かれた曼荼羅を見たことがあるけど、あれも目標とそのプロセス、そしてそれを達成した時のイメージを持つためのツールの一つなのかな。
アスリートが大舞台で成功を勝ち取るためのメンタルを獲得するには、本番より日々の練習や生活でのトレーニングが8割といっていいほど大事だとわかりました。
ミスや失敗をした時に瞬時に頭の切り替えができるのが大谷の最大の強みだと本書にはあったけれど、否定的な感情を肯定的な感情に上書きするなんて、知識はあったとしても一発本番でできる芸当じゃないのは一般人でも容易にわかります。
さて、私は本番でガチガチに緊張する楽器演奏者ですが、それを克服するために本書を活用して日々なにをやるべきか。
・長期目標と中期目標、短期目標を決める。
・「自分の実力はこんなもんじゃない」というプラスのイメージと素直な負けず嫌いになる
・ポジティブな言葉、動作、イメージを決めてネガティブになった時に実行する
・練習を無駄にせず、自分に何が足りないのか、どうすれば克服できるのか自問自答する
・練習前、寝る前に呼吸法をする
・ピークパフォーマンスを意識して、それが本番でできる自分をイメージする
・本番でワクワクしている自分をイメージする
・失敗も成功も振り返らないが分析はする
・3秒以内に「よし、次」と言う
こんな感じですかね。やることがたくさんありますね。本書でも大谷が実践しているメンタル術を具体的に教えてくれるので良い本だと思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示