AIが書いたAIについての本

著者 :
  • フローラル出版
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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784910017334

感想・レビュー・書評

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  • 短い簡潔な文章で書かれているのに、何か人間の感情が乗っていないせいなのか、読みにくいというか読んでいて飽きてしまう。
    あと、たとえAIが書いた本だとしても、誤字脱字が多すぎる。そこはきちんとチェックして修正して欲しかった。

  • この本を読んだ人は2023年時点での、AIの進歩を最も体験出来る場所のひとつになるだろう。言語生成モデルとしての、少しのクセはあるものの、人間が書く文章並みの自然さと話の一貫性が出ていて、たまに恐ろしく感じた。まさにこの体験をしたくて、好奇心が旺盛な人は手に取るべき一冊だと感じた。

  • 文章、本書に出てくる挿絵もすべてAIで作られた本。プロンプトに対してAIの解答例が実際に記載されています。
    AIの可能性と法整備などの課題を感じました。

    AIをもっと活用してより良い生活にしていきたいです。

  • 書店で見つけたので、興味本位で読んでみた。正確さに欠けるところはあるが、情報はそれなりにまとまっている印象を受ける。あえて採点すれば、本の出来としては50点ぐらいかな。それでも、AIだけでこれだけのものが作れるようになったことは衝撃的だ。近いうちに入門書や教科書などはAIが書くようになるのだろう。ただ、終始上っ面の情報を読まされている気分だった。

    AIが今後の社会に与える影響についても、この本の中で重要なことを指摘している。

    「チャットGPTはトレーニングに使用されたデーターセットに見られる最も一般的なアイデアやパターンの高度な模倣を実行していると言えます。これはAIが広く受け入れられた定説だけを主張する、暴君的な支持者になり、将来のイノベーションを抑圧する存在になり得るというリスクを生み出します。そして、AIの利便性と人間がそれに寄せる絶対的信頼により、人々はAIの言うことを疑いなく受け入れてしまうようになるかもしれません」

    この指摘自体も、人々がネットに書き込んでいる見解を要約したものに違いないが、私はこの点こそがAIの最大の脅威だと思っている。AIの回答を盲目的に受け入れるようになれば、社会は硬直化するだろうし、思考力も低下していくだろう。

    これからの教育についても、AI時代に必要な特性、資質、能力をいくつかあげた上で、「現在の教育システムは、これらの能力を備えた若者を育てる準備が全くと言っていいほどできていません。これは教育システムが標準化されたテストと丸暗記に重点を置いている日本や中国などのアジア諸国で特に当てはまります」と書いている。素人ながら、喫緊な改革が必要だと思う。

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