縄文の断片から見えてくる : 修復家と人類学者が探る修復の迷宮

  • 古小烏舎
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784910036045

作品紹介・あらすじ

はじめて語られる、縄文土器の修復の世界。
 
修復から考える縄文土器。
熟練の修復家が実際に触れて感じる縄文の技と心と「わからなさ」
 
一般にはほとんど知られていない縄文土器の修復の迷宮を探る。
土の中から破片が発掘され、修復され、私たちが縄文土器として目にするまでには、いくつもの実に厄介な、意外に身近な問題が存在する。
断片と欠損の意味、文様の繰り返し、修復の介入度合い、修復箇所の判別、完形復元にすると見えなくなるもの、現代感覚で修復する危うさ……。そもそも「修復とは何のために何をすることなのか」という問題を抱える考古遺物・考古学の迷宮を、縄文土器の修復という営みから、また世界の修復事例から、人類学者と修復家が探究する。
 
 
 

感想・レビュー・書評

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  • 縄文時代の遺物から見えるものとは ひも状の造形はヘビなのか |【西日本新聞me】(2023/11/15 有料会員限定記事)
    https://www.nishinippon.co.jp/item/n/1146354/

    古谷 嘉章 (Yoshiaki Furuya) - マイポータル - researchmap
    https://researchmap.jp/pesquisaA

    (凄腕しごとにん)石原道知さん 修復した縄文土器、250点以上:朝日新聞デジタル(2022/2/21 有料記事)
    https://www.asahi.com/sp/articles/DA3S15211514.html

    終了した催し
    企画展 縄文人の残した16のカタチ 堀江武史展 | 展示情報 | 猪風来美術館(2014/6/7〜8/31)
    http://www.ifurai.jp/tenji/kako/jomon_16_forms.html

    縄文の断片から見えてくる | 古小烏舎
    https://furukogarasusha.com/book/880

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      『縄文の断片(かけら)から見えてくる 修復家と人類学者が探る修復の迷宮』古谷嘉章、石原道知、堀江武史著 : 読売新聞(2023/11/24)...
      『縄文の断片(かけら)から見えてくる 修復家と人類学者が探る修復の迷宮』古谷嘉章、石原道知、堀江武史著 : 読売新聞(2023/11/24)
      https://www.yomiuri.co.jp/culture/book/reviews/20231120-OYT8T50077/

      今週の本棚:『縄文の断片から見えてくる 修復家と人類学者が探る修復の迷宮』=古谷嘉章、石原道知、堀江武史・著 | 毎日新聞(2023/11/25有料記事)
      https://mainichi.jp/articles/20231125/ddm/015/070/015000c
      2023/11/28
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著者プロフィール

1956年東京都生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。博士(学術)。九州大学名誉教授・特任研究者。文化人類学(主たるフィールドはブラジル)。著書に、『異種混淆の近代と人類学―ラテンアメリカのコンタクトゾーンから』(人文書院、2001)、『憑依と語り―アフロアマゾニアン宗教の憑依文化』(九州大学出版会、2003)、『縄文ルネサンス―現代社会が発見する新しい縄文』(平凡社、2019)、『人類学的観察のすすめ―物質・モノ・世界』(古小烏舎、2020)、『「物質性」の人類学―世界は物質の流れの中にある』(同成社、2017、共編著)。

「2023年 『縄文の断片から見えてくる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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