いのち

  • ぷねうま舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (42ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784910154084

作品紹介・あらすじ

ある日、あなたのゆく手から美しいものが、すっかりなくなったように思えても、信じましょう、ウサギを、シカを、オオカミを……いのちという営みの秘密を静かに語りかける、絵と文が奏でる調べ。



『天国に近い村』『ヴァン・ゴッホ・カフェ』『ルーシーおばさんの台所』など多くの絵本が翻訳されているライラントと、『ねこってこんなふう?』で大評判のウェンツェル、アメリカの気鋭の絵本作家が競作。

感想・レビュー・書評

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  • 〝動物みんなに聞いてごらん。「いのち」になくてはならないものは、何?と...「いのち」を生きることは、そんなに簡単ではありません。時には何処までも続く荒れ野もあるでしょう。けれど荒れ野も、やがてはその果てに行き着きます。そして必ず、新しい道に繋がっていきます。覚えておきましょう...どんな世界の片隅にも、なくてはならないものが、あることを。そして守るべき、何かがあることを...「いのち」の始まりは小さいけれど、やがて大きくなっていくのです〟✧♡ 生きとし生ける者の「いのち」の営みを、静かに語りかける絵本。

  • 抽象的な内容なので、子供にはなかなか理解しがたいかも。いのちについての絵本。

  • 原書の表現が、翻訳することによって、日本語の含みのある表現になっていて、翻訳の面白さを体感できる。

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著者プロフィール

1954年、アメリカのヴァージニア州に生まれる。
大学卒業後、図書館員などを経て本書を発表し、コールデコット賞オナーを受賞する。絵本、詩、幼年童話、小説などで、幅広く活躍。『メイおばちゃんの庭』(あかね書房)で1992年ボストングローブ・ホーンブック賞、93年ニューベリー賞を受賞。ほかに『ヴァン・ゴッホ・カフェ』〈小石通りのいとこたち〉シリーズ(以上、偕成社)『名前をつけるおばあさん』『ゆき』(以上、新樹社)などがある。

「2012年 『わたしが山おくにすんでいたころ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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