良い写真とは? 撮る人が心に刻む108のことば

  • トゥーヴァージンズ
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  • Amazon.co.jp ・本 (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784910352053

作品紹介・あらすじ

写真のことで悩んだら、ハービーさんに聞いてみよう。 温かい眼差しを感じる写真やエッセイで人気の写真家ハービー・山口による写真の撮り方についてのはじめての本。 写真が大好きな人、写真の撮り方をもっと知りたい人にとっても必読の著。 写真を撮り続けていく中で、もっと上手くなりたいとか、もっと自分の写真を深くしたいという思いに何度もかられ、その度に写真集や書籍を買いました。 しかし、中には読破出来ないままの写真論を述べた書籍もあるんです。 それは文章が個人的過ぎて、自分に当てはまらなかったり、言い回しが 難解だというのが原因でした。 そこで、上手い写真や深い写真を撮るための、単純で解りやすく、汎 用性があり、ヒントになるようなシンプルで短い表現をずっと探すようになりました。 そうした中で、ふと目ざめた時や、近くのカフェで、単純で理解しやすい文言が頭をよぎると、それを大切にしようと思いました。 その一言を忘れないで、明日からのヒントにすれば、良い写真や人生 につながるんではないかと期待したんです。 そこで、忘れないうちに現場でスマホからツイートした文言がこの本の原型です。 さらにシンプルな表現なので、写真という2文字を他の分野、例えば 演奏とか、あるいは仕事に置き換えても通じる一面があります。 写真とともに、「成るほど、良いじゃないの! 」と楽しんでいただけたら幸いです。(著者まえがきより)

感想・レビュー・書評

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  • 写真を撮りたくなる言葉たち。ハービー山口さんもトラベラーズノートを愛用していることがフリーペーパーにあった。「その時の感情や言葉を忘却の彼方に去らせてしまうのはもったいない。未来の自分に残しておくためにノートにメモしている。」私も真似しようと思う。ハービーさんが影響を受けた言葉。「撮りたいものを撮るべきだよ。それがパンクなんだ。」ハービーさんが地下鉄で乗り合わせたジョー・ストラマーに勇気をしぼって声をかけ撮影した後、ジョーの去り際の言葉。カッコイイ。

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著者プロフィール

写真家。1950年、東京都出身。大学卒業後の1973年にロンドンに渡り10年間を過ごす。パンクロックやニューウエーブのムーブメントに遭遇し、デビュー前のボーイ・ジョージとルームシェアをするなど、ロンドンが最もエキサイティングだった時代を体験する。帰国後も福山雅治をはじめ、国内外の多くのアーティストたちとのコラボレーションを行いながら、常に市井の人々にカメラを向け続けている。主な写真集に『LONDON』、『HOPE』、『新編 代官山17番地』ほか。

「2021年 『HOPE 2020- 変わらない日常と明日への言葉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ハービー・山口の作品

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