- Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784910422053
作品紹介・あらすじ
あなたが抱えている
哀しくて
みっともなくて
可笑しな嘘を
ひとつだけ教えてくれませんか。
「嘘」をテーマにした書き下ろしエッセイ、漫画、詩を収録した“極めて私的な文芸誌”「USO うそ」。
リトルプレス版の創刊号は完売となり、入手困難だった創刊号にISBNをつけて改めて販売することになりました。
嘘の奥には「本当」が潜んでいます。誰かの嘘をこっそり覗き見してみませんか。
感想・レビュー・書評
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家にあった本。今どきのチープ感じる作りの本。「嘘」にまつわる話というが、編者の野口理恵さんの「所信表明」からしてかなり重くて驚いた。そういう類の話が多いのはたまたまなのか?上田龍さんの写真は懐かしいような気持ちがした。
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内容はともかく、読みやすい。
なんでもあっておもしろい。
自分はと考える。 -
好きな文芸誌だなと思った。
わたしは嘘は嘘のまま、それを持って死ぬつもり。 -
あなたの「嘘」をひとつだけ、教えてください。
そうして集まった作品集。
嘘をつくことはよくないことと教え込まれるけれど、嘘は身を守るものでもあるんだなあと発起人である野口さんの作品からガツンと持っていかれる。
嘘の話なのか、ついた嘘なのかわからないけれど、それぞれのお話が面白くて現在USO 3まで出ているのも納得。
アンソロジー形式なので気になる作品から読めるのもいい。
2021.11.23(再読)