あくたれラルフがっこうへいく (あくたれラルフシリーズ)

  • 出版ワークス
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本棚登録 : 78
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784910815060

作品紹介・あらすじ

新学期が始まると、セイラは学校へ行きます。新しい友達にわくわくするセイラ。ラルフは、学校へ行かせまいといたずらをしかけます。ラルフをかわすセイラ。追いかけるラルフ。さあ学校へ行ったラルフは何をするのでしょう?

感想・レビュー・書評

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  • 確かにラルフはやり過ぎとも言えるけれど、セイラをひとりじめしたい気持ち、セイラが学校へ行ってしまったら一人ぼっちになってしまうさみしさ、にも十分共感できるのでは。

    子どもにいたずらされて困っているお父さんお母さんは、ここまではされないな、と安心するか(?)、いたずらする子どもの気持ちも少し考えるきっかけにもなるかもしれませんね。
    (できるだけしてほしくないけれど…)

  • 何か今まで読んだ絵本と違うなぁ。

    なんかとてつもない悪ガキ、悪ネコという感じがして
    馴染めない。

    セイラの方が可愛いのでこちらを主人公にしたら。

    と思う。

  • 2023.5.11市立図書館
    返却図書のブックトラックにあって思わず借りてきた。あくたれラルフシリーズの最新巻。大学生の次女といちばん最初の「あくたれラルフ」(←本棚にある)とこの新刊を読み返した。セイラの夏休みが終わり、学校へ行ってしまうのがさみしいラルフが全力で登校をじゃまして、登校してしまったあとも学校に潜入してセイラをこまらせるという展開。一途な思いはいじらしいのに、やってることは相変わらずひどすぎて、セイラはどうしてそんなにも寛大にラルフを受け入れられるのかよくわからない。でもなんだかラルフが憎めないと思ってしまうのがまたふしぎ(でもやっぱりちょっとひどすぎて、セイラ逃げて、と思ってしまう)。
    出版元アメリカではラルフシリーズは20作ぐらいでているらしいけれど、ほとんどモラハラ夫なラルフがいったいどのように受容されているのか気になる。
    ラルフに比べればどんなこどももペットもおりこうにみえてくるけど(昔読んだ「うるざえもん」じゃないけど…)、まさかそれが狙いじゃないだろうし…

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著者プロフィール

1951年ペンシルバニア州に生まれる。エマーソン大学在籍中、『あくたれラルフ』(石井桃子訳/福音館書店)でデビューし、ADHD(注意欠陥多動性障害)を抱える愉快な少年のシリーズ第2巻、"Joey Pigza Loses Control" がニューベリー賞オナーに選ばれた。半自伝的小説、Jack Henry シリーズも人気。

「2023年 『あくたれラルフのハッピーハロウィン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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