- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784910815077
作品紹介・あらすじ
ラルフのいたずらに手を焼いたセイラは、ラルフをしつけ教室へ連れて行きます。催眠術でよいねこにされたラルフは、家に帰ってきます。ところがそんなラルフがいやなセイラは、元に戻そうと、いたずらしてみせるのです・・・。
感想・レビュー・書評
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あのラルフがよいこに?!いてもたってもいられず読む。
わたしたちが受けた教育も、ミスター・フレッドがゆらゆらさせた懐中時計のようなものだなあ、としみじみ思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ラルフはいつもいたずらばかり。こまっていたセイラは、ねこのしつけきょうしつのちらしを見つけました……。
あいかわらずのラルフのあくたれっぷり。しかし、「あくたれ」って『生徒諸君!』とこの絵本でしか聞かないような言葉なのに、なんか意味が感じられるのがすごい。いいこになったラルフがかえってきたのに、セイラは気に入らない。そういうものだよね。
それにしても、しつけきょうしつに入る前に、セイラのワンピースのうしろのすそをジョキジョキ切っていたラルフ……そしてそのワンピースをずっと着ているセイラ……気づいてないのかしら。気づいたら、こいつもう一回しつけ教室に入れてやろうか、って思うんじゃないかな。 -
タイトルを見て、ラルフ、それはやめなよ!!と思いながら手に取った。いつもラルフのあくたれぶりにあきれる側にいたはずなのに…笑
催眠術が怖すぎるけど、少なからずこういう大人もいるのかもしれない。