赤の謎 画家・笹尾光彦とは誰なのか

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  • Amazon.co.jp ・本 (146ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784911077016

作品紹介・あらすじ

 56歳で外資系広告代理店の副社長を辞し、とつぜん「赤の画家」となった笹尾光彦。翌年には東京・渋谷Bunkamura Galleryで鮮やかに展覧会デビュー、以来四半世紀以上にわたって個展を開催し続けています。
 どうして、そんなことができるのか? 「絵で食べていく」だけでも大変なのに、25年間も渋谷Bunkamuraで展覧会を開き、しかも作品はほとんど売れてしまう。一見、穏やかでやさしい「笹尾光彦」がはらむ「おそろしさ」に迫ろうと、「ほぼ日刊イトイ新聞」で400名以上にインタビューをしてきた著者が、笹尾をよく知る12名と向き合った。
 会社員時代の部下、広告時代を知るマーケター、アートディレクター、写真家、俳優のかたせ梨乃、直木賞作家の村松友視……。笹尾との出会いのきっかけ、忘れられない思い出。赤の画家・笹尾光彦とはいったい「誰」なのか? すべての取材を終えた著者は「笹尾光彦とはいったい『誰』なのか、いっそうわからなくなった」という。
 笹尾光彦というひとりの人間像が、12名+著者の視点で徐々に浮かび上がっていく対談集であり、少しミステリアスな物語です。

著者プロフィール

1976年、群馬県生まれ。編集者。早稲田大学政治経済学部卒業。株式会社宝島社にて雑誌編集者として勤務後、2005年に東京糸井重里事務所(当時。現在の株式会社ほぼ日)に入社。2023年で創刊25年、毎日更新を続けるウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」の編集部に所属。主にインタビュー記事をつくっている。ときどきポップデュオ「レ・ロマネスク」のライブ・コンサートでギター係をつとめることがある。

企画・構成・文を担当した書籍に『インタビューというより、おしゃべり』(星海社)、『世界を見に行く』(石川直樹・著/リトルモア)、『レ・ロマネスクTOBIのひどい目。』(レ・ロマネスクTOBI・著/青幻舎)』がある。他に、はたらく人たちの悩みに33名の著名人が答えた『33の悩みと答えの深い森。』(青幻舎)、14人の編集者にインタビューした『編集とは何か。』(星海社新書)、甲本ヒロトや山口一郎など5つのバンドのフロントマンにインタビューした『バンド論』(青幻舎)、画家・笹尾光彦の「謎」に迫った『赤の謎』(リトルギフトブックス)など。

「2023年 『常設展へ行こう!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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