- Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784915512759
感想・レビュー・書評
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吟遊詩人、というタイトル部分に惹かれて読み始めたが、すぐ後悔した。
何かが変なのだ。
知らない人名や用語が遠慮もなく登場し、そのくらい知っていて当然というように話はすすむ。
選書ミスだったわけではない。これはこれで、じゅうぶんに面白い、と思う。
ただ、「ハリー・ポッター」のシリーズをまるで知らないので、そこが最大のネックとなったのだ。
顔を洗って出直して来い、という結末でありました(笑
でも最後の「三人兄弟の物語」は心に残った。
【死】は、抵抗したり策を弄したりするものではなく、古い友人のように心穏やかに迎え入れるものだということ。
それはつまり、今日という日のすごし方に関わってくるのだろうな。
ということで、今後も「ハリ・ポタ」を読む予定はないので、簡単に記録だけ残すことにする。ファンの皆さんには申し訳ないが・・詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ハリーポッターシリーズの最終巻、
「ハリーポッターと死の秘宝」でも登場した本です。
この本は、
ハリーポッターの世界(魔法使いたちの世界)で
語り継がれている
有名な童話集とのこと。
要するに、私達で言う
「シンデレラ」とか「眠り姫」とかの
魔法使い版の童話集。
ハリーポッターシリーズを完読した方へオススメ♪ -
再読(買った時に読んだきりかも…)
魔法族の家庭ではよく知られた魔法界の童話集。優しく親切な父親とは正反対の息子が、父親の遺した魔法のポットに手を焼く話や、幸福を求めた3人の魔女と1人の騎士が力を合わせる話など全5編。アルバス・ダンブルドアの解説付き。
ハーマイオニーが古代ルーン語から新たに訳したという設定。
J.K.ローリング自身が描いた挿絵も素敵
「魔法使いとポンポン跳ぶポット」と「豊かな幸運の泉」が好き。
ポットって聞くとヤカンみたいな形を想像しちゃうけど、たぶん鍋だよね。挿絵を見るに。 -
この絵本を大人が読んで笑えるほど面白いものだ…とは言いませんが、
「この本をロンは読んでもらったいたんだ!」とか
「ハーマイオニーも同じ本持っているんだ」とか
「(現実では有り得ませんが)ハリーが子供達に読んであげたかも」
とか色々想像をふくらませて読んだりするんだと思います。
(考えるだけでワクワクしますよね!)
全員が全員そうだとは限りませんが、
少なくとも私の周りのハリーポッターファンはそうでした。
想像を膨らませるお話でした。 -
背筋がきいんとなるような作品。表紙が魔法界風に渋かったらもっとよかったなあ。
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7巻に出てきた魔法界の児童書。これを読んだ後にもう一度7巻を読みたくなる。
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外国の童話ってこんな感じなのかなと思いながら読みました。
ハリーポッター本編を完読してから読むと、より面白いですね。 -
カバーを外すと原書と同じ、ローリング女史による切り株の絵の青い表紙が出て来ます。
童話に添えられた注釈には、おなじみのキャラクター達の小ネタが散りばめられていて興味深いですよ。
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「ハリー・ポッターと死の秘宝」に登場する魔法使いの子供なら常識的に知っている童話5話をハーマイオニー・グレンジャーが書いた形式で書いたもの。
本書の収益は、慈善団体チルドレンズ・ハイレベル・グループへ寄付されるそうです。
ハリー・ポッターの本編と比較すると、童話なので確かに中身が薄く感じられると思います。
従って、単価と読んだ後の充実感とのコストパフォーマンスは低く思われがち。
大人は慈善団体に寄付した結果で本が付いてきたと思ってください。
例えば、マクドナルドのハッピーセットを購入すると、いくらかが寄付になるのですが、この本の場合は全額寄付のはずです。
内容は面白く読ませてもらいましたよ。 -
○2009/02/15
あんまり期待してなかった割には面白かった。こういうのもスピンオフって言うんだろうか?ハーマイオニーの新訳でってとこに笑った(笑)
どれもなんか現実の童話としてもありそうだなーという話ばっかりで面白い。まぁそういうとこをベースにしてんのかもしれないけど。
印象に残ってるのは、やっぱり本編にも出てきてたし3兄弟の話と、あと心臓に毛の生えた魔法戦士の話。
魔法界の教訓と、人間界の教訓と、混じっててなかなか上手いなぁと思った。ただダンブルドアの解説が色々と意味深すぎる(笑)