フランスの哲学者、社会主義者。もとはエンジニアとして政府の土木技師を務めていたが、1892年に退職し、文筆活動をはじめる。サンディカリズム運動に啓発を得て、プロレタリアートを中心にすえた新たな理論の構築をはかった。代表的な著書に『暴力にかんする省察』(邦訳『暴力論』上・下、今村仁司・塚原史訳、岩波文庫)。 「2014年 『プロレタリアートの理論のために』 で使われていた紹介文から引用しています。」