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- Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
- / ISBN・EAN: 9784915730108
感想・レビュー・書評
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当時他国からも一目置かれ、現在でもチェコの人々の尊敬を集めるマサリク。彼に至るチェコの思想史を描き出しているが、肝心のマサリク個人の人生・行動・成し遂げたことに関する記述がものすごく少ない。特に独立運動そのものはほとんど触れられていない。色々な著作からの引用は多いが。そこがすごく消化不良かつ残念。
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前から、読んでおかなきゃ、と思っていた本なんですが、やっと読めました。
著者の石川達夫先生に、仕事でいろいろとお世話になった(お世話した?)関係で。
先生のご専門は、「スラヴ文化論(とりわけチェコとロシアの文化・思想・文学・歴史)を中心とするヨーロッパ文化論」とのことで、
世界史が苦手だった私には、詳しいことは良くわからないんですが、
最近、チェコやロシアに興味があるので、読んでみたんです。
この本の内容は、チェコの歴史・哲学についてで、かなり学術的な内容でしたが、
わりと読みやすい文章で、とっつきやすかったです。
だからといって、内容をちゃんと理解できているか、と言われると、微妙ですけどね…
〈読了日:2009.8.15〉
〈所在:図書館(060009501990)〉
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