日々の祈り

著者 :
  • 生長の家
5.00
  • (5)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 8
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784915759116

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 一部紹介
     神さま、私は神の子であります。神の子は、神さまの創られた実在世界にあるものをコトバの力によって表現することに喜びを感じます。それが、コトバの力の正しい使い方です。コトバとは、身・口・意の三業を指します。身体(からだ)によって、口によって、意(おもい)によって心を表現することです。一回の「行為」ではコトバの力は小さくとも、それが同方向に繰り返されることで、「行」は「業」となって大きな力を発揮します。善い行為、善い言葉、善い想念を繰り返してもつことによって、「善行」は「善業」となって私の運命を形成します。その逆に、悪い行為、悪い言葉、悪い想念を繰り返せば、悪業の力を強め、悪い運命を形成することになります。それは、コトバの力の誤った使い方です。
     神さま、私は神の子ですから、神さまの実在世界に存在しないものを表現することを喜びません。悪行や悪口、悪意などに不快を感じるのは、そういう理由です。私は今後、そのような悪行や悪業とは逆方向にコトバの力を使います。善を行い、周りの人や事物の美点をほめ、美しさを讃え、感謝し、善意や好意や美を表現することで、自ら「善業」を創り出します。現象世界は「唯心所現」ですから、私がコトバの力を駆使して「善」の方向に心を動かせば、必ず善が現れてきます。それが心の法則であり、因果の法則です。
     ああ神さま、私は今、あなたが創られた実在世界の真・善・美を如実に感じます。瞑目して周囲の響きを観ずるに、真なるもの、善なるもの、美なるものをアリアリと心に描くことができます。ですから、目を開けて周囲を見ても、真なるもの、善なるもの、美なるものを観通すことができます。現象世界にそれがまだ充分映し出されていなくとも、私は真・善・美の“痕跡”を見つけ、身・口・意のコトバの力によってそれを引き出すことができます。それが私の喜びです。生き甲斐です。使命です。私の運命は、こうして善なる方向へ着々と形成されていくのです。
    ( 『日々の祈り』コトバの力を駆使して運命を創る祈り)

  • [内容紹介]

    本書は、谷口雅宣先生のウェッブサイトのブログで発表されている「日々の祈り」をまとめたものです。

     ブログ「小閑雑感」のアドレスは次の通りです。
       http://masanobutaniguchi.cocolog-nifty.com/monologue/

    “神を深く観ずるために” “自然を深く観ずるために” “人間を深く観ずるために” “明るい人生観をもつために” “人生のすばらしさを観ずるために” “「病気本来なし」を自覚するために” の六つの章から構成され、全49篇を収録しています。

    全篇を通じて生長の家の神観、自然観、人間観、人生観を、愛あふれる宗教的表現と科学的な知見をふまえ、神に語りかけるという手法をとりながら解き明かします。

    本書を毎日、拝読することで神と自然と人間は本来一体で生かし合っているということが実感できると同時に、人間が持っている “神や自然、人間とは何か” という根本的疑問も解け、明るく幸福な人生になるでしょう。

    日々の生活の指針にもなり、携帯にも便利な本書は万人に勧めたい一冊です。

    ※本書の益金の一部は、森林の再生を目的とした活動に寄付されます。

    『日々の祈り』を、白鳩会総裁・谷口純子先生が朗読されたCDも発売されています。合わせて、お求めください。

  • 本書は、著者のウェッブサイトのブログで発表されている「日々の祈り」をまとめたものです。 “神を深く観ずるために” “自然を深く観ずるために” “人間を深く観ずるために” “明るい人生観をもつために” “人生のすばらしさを観ずるために” “「病気本来なし」を自覚するために” の六つの章から構成されており、全49編を収録。 全篇を通じて生長の家の神観、自然観、人間観、人生観を、愛あふれる宗教的表現と科学的な知見をふまえて解き明かします。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

1951年、東京都生まれ。青山学院大学法学部公法学科卒。米国コロンビア大学修士課程修了(国際関係論)。産経新聞記者として横浜勤務を経て1990年、生長の家副総裁。2009年、生長の家総裁に就任。著書に『大自然讃歌』『観世音菩薩讃歌』『万物調和六章経』『人類同胞大調和六章経』『神さまと自然とともにある祈り』『宗教はなぜ都会を離れるか?』『生長の家ってどんな教え?』『次世代への決断』『“森の中”へ行く』(共著)『衝撃から理解へ』『日々の祈り』短編小説集『こんなところに…』『今こそ自然から学ぼう』『太陽はいつも輝いている』『日時計主義とは何か?』(世界聖典普及協会発売)『目覚むる心地』『心でつくる世界』『ちょっと私的に考える』『神を演じる前に』(以上、生長の家刊)、『凡庸の唄』『秘境』『神を演じる人々』(、翻訳書に『叡知の学校』『もう手足がなくたって』(以上、日本教文社刊)、監修書に『“新しい文明"を築こう 上巻 基礎篇「運動の基礎」』『“新しい文明"を築こう 中巻 実践篇「運動の具体的展開」』(生長の家刊)など多数がある。ブログ=「唐松模様」を執筆している。

「2022年 『ひかりの言葉 英文入り 2023年版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

谷口雅宣の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×