- Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
- / ISBN・EAN: 9784915759116
感想・レビュー・書評
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一部紹介
神さま、私は神の子であります。神の子は、神さまの創られた実在世界にあるものをコトバの力によって表現することに喜びを感じます。それが、コトバの力の正しい使い方です。コトバとは、身・口・意の三業を指します。身体(からだ)によって、口によって、意(おもい)によって心を表現することです。一回の「行為」ではコトバの力は小さくとも、それが同方向に繰り返されることで、「行」は「業」となって大きな力を発揮します。善い行為、善い言葉、善い想念を繰り返してもつことによって、「善行」は「善業」となって私の運命を形成します。その逆に、悪い行為、悪い言葉、悪い想念を繰り返せば、悪業の力を強め、悪い運命を形成することになります。それは、コトバの力の誤った使い方です。
神さま、私は神の子ですから、神さまの実在世界に存在しないものを表現することを喜びません。悪行や悪口、悪意などに不快を感じるのは、そういう理由です。私は今後、そのような悪行や悪業とは逆方向にコトバの力を使います。善を行い、周りの人や事物の美点をほめ、美しさを讃え、感謝し、善意や好意や美を表現することで、自ら「善業」を創り出します。現象世界は「唯心所現」ですから、私がコトバの力を駆使して「善」の方向に心を動かせば、必ず善が現れてきます。それが心の法則であり、因果の法則です。
ああ神さま、私は今、あなたが創られた実在世界の真・善・美を如実に感じます。瞑目して周囲の響きを観ずるに、真なるもの、善なるもの、美なるものをアリアリと心に描くことができます。ですから、目を開けて周囲を見ても、真なるもの、善なるもの、美なるものを観通すことができます。現象世界にそれがまだ充分映し出されていなくとも、私は真・善・美の“痕跡”を見つけ、身・口・意のコトバの力によってそれを引き出すことができます。それが私の喜びです。生き甲斐です。使命です。私の運命は、こうして善なる方向へ着々と形成されていくのです。
( 『日々の祈り』コトバの力を駆使して運命を創る祈り)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
[内容紹介]
本書は、谷口雅宣先生のウェッブサイトのブログで発表されている「日々の祈り」をまとめたものです。
ブログ「小閑雑感」のアドレスは次の通りです。
http://masanobutaniguchi.cocolog-nifty.com/monologue/
“神を深く観ずるために” “自然を深く観ずるために” “人間を深く観ずるために” “明るい人生観をもつために” “人生のすばらしさを観ずるために” “「病気本来なし」を自覚するために” の六つの章から構成され、全49篇を収録しています。
全篇を通じて生長の家の神観、自然観、人間観、人生観を、愛あふれる宗教的表現と科学的な知見をふまえ、神に語りかけるという手法をとりながら解き明かします。
本書を毎日、拝読することで神と自然と人間は本来一体で生かし合っているということが実感できると同時に、人間が持っている “神や自然、人間とは何か” という根本的疑問も解け、明るく幸福な人生になるでしょう。
日々の生活の指針にもなり、携帯にも便利な本書は万人に勧めたい一冊です。
※本書の益金の一部は、森林の再生を目的とした活動に寄付されます。
『日々の祈り』を、白鳩会総裁・谷口純子先生が朗読されたCDも発売されています。合わせて、お求めください。 -
本書は、著者のウェッブサイトのブログで発表されている「日々の祈り」をまとめたものです。 “神を深く観ずるために” “自然を深く観ずるために” “人間を深く観ずるために” “明るい人生観をもつために” “人生のすばらしさを観ずるために” “「病気本来なし」を自覚するために” の六つの章から構成されており、全49編を収録。 全篇を通じて生長の家の神観、自然観、人間観、人生観を、愛あふれる宗教的表現と科学的な知見をふまえて解き明かします。