驚きの手話「パ」「ポ」翻訳

著者 : 坂田加代子、矢野一規、米内山明宏

• 星湖舎 (2008年3月3日発売)

感想・レビュー・書評

[ninzinjuiceさんの感想 · 2012年8月7日]

DVDと共に読んだ。
通常の手話講座と言えば、会話を中心に学んでいく講座が多いが、
それをもっと進めた手話講座・・という内容の本・DVDであった。
繰返して読み、繰返してDVDを見て・・・、とにかく難しかった。
DVDの手話表現を見て、本の文章を読むと
どうしてこのような文章になるのだろう。
逆に、文章を読んでDVDの手話表現を見て、
どうしてこのような表現になるの・・？？
何度もそう思いながら、また繰返しながら読み終わった。
読み終わったが、またもう一度読み直す必要があるなぁ・・とも思った。

[fooさんの感想 · 2011年2月1日]

手話の勉強の仕方って、講座で講師にテキストと同じ文章の並んだ単語を習ったり、サークルでなんとなく習ったり、みたいなことが多いですが、この本はそれを一歩進めたというか、新しいアプローチをいうか。ビデオを何度も見てろう者のさまざまな手話文法を的確に読み取る方法を学ぶというもの。今までの通訳技術の勉強のやり方とも違い、とてもわかりやすく、DVDがついているのでこれ自体が翻訳の教材として使えます。学習会で週に１度、このやり方に近い勉強をしていますが、ますます重要性を感じました。