福祉国家の可能性: 改革の戦略と理論的基礎

著者 : ゲスタエスピン‐アンデルセン 渡辺雅男 渡辺景子

• 桜井書店 (2001年11月5日発売)

作品紹介・あらすじ

世代・ジェンダー・階級…新たな、そして深刻な社会的亀裂・不平等をどう回避するか。実践的な政策論を中心に編集された最新作。

感想・レビュー・書評

[alohakohさんの感想 · 2012年2月29日]

今となっては少し古い感もあるが、福祉関連では必読と思われる。本書では福祉というものが各国でどのように扱われているのか、どのように扱われた結果どのようになっているのか、とても多角的によく分析されている。国家、市場、家族の３者関係においてサービスの流れと資源の配分から福祉を分析した部分にはかなり感心させられた。自由民主主義と社会民主主義の違いがもたらす福祉の違いの分析もよくわかった。こういうモノを読めばこれからどのように時代が動いていくのか予測が立てられる。そして予想される聞きに対して対策が立てられる。素晴らしい１冊。ただし、万人にオススメの書ではない。

[小蜜柑さんの感想 · 2009年9月30日]

保育サービスを。
脱ジェンダー。

国家／市場／家族／