いろがみの詩(うた)

  • 戸田デザイン研究室
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本棚登録 : 44
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (46ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784924710283

作品紹介・あらすじ

ページをめくるとひろがる、美しい色。
色のイメージから生まれた、情緒あふれる詩。
独特の美しい表現で読者の想像力をかきたてる、詩と色彩の絵本です。

微妙な濃淡とかすかな模様が描かれた色。その美しい表現は圧巻!
あえて抽象化することで、読む者のイメージは無限に広がっていきます。
しばらく眺めていると、ひとつの色の中にさまざまな印象が浮かんできます。
美しい詩の世界も、色のページをどのように感じるかによって、まったく違った印象になるでしょう。

あらゆる世代の人々の感性に訴える、深い魅力を持った作品です。

感想・レビュー・書評

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  • 折り紙や色に興味を持った時ふと手にしてみたら、きっとイメージが広がりそこには無限の世界が現れてきそう!

    絵本を開くと右側はただ1色で塗られていて、左側はその色の詩が書かれています。

    みどりいろ
    すいでんをわたるかぜ
    かぜにもみどりがとけている…

    ももいろ
    ももいろはおかあさんのいろ
    おかあさん
    なんでもなくても
    よんでみる…

    色だけで表現し絵を抽象化することで、読み手の思いをどんどん広げます。色の濃淡、かすかな模様…とても素敵です。

    それぞれの思いをのせて色をイメージしてみて下さい!とても優しい気持ちになれそうです〜。 #いろがみのうた
    #野呂昶
    #とだこうしろう
    #戸田デザイン研究室

  • 色と赤ちゃん、双方に真摯に向き合って生まれた絵本って感じがする。
    きんいろとみどりいろとくろが好き。

  • なんどいろって初めてきいた。日本の色。あたたかい詩ばかり

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著者プロフィール

1936年岐阜県大垣市生まれ。関西大学法学部卒業。詩人。児童文学者。日本児童文学者協会、詩と音楽の会会員。絵本や童話、古典文学の研究、評論なども手がける。著書に、「おとのかだん」(1983年 教育出版センター)、「野呂昶詩集」(2003年 いしずえ)、『詩集ふたりしずか』(かど創房)、『いろがみの詩』(戸田デザイン)、『あまだれピアノのぼうし』(カワイ出版)など多数。小学校の教科書に「ゆうひのてがみ」「こわれた1000のがっき」など掲載多数。「詩と音楽の会」「関西創作歌 曲の会」「日本児童文学者協会」会員。元湖南市教育委員会委員長。

「2023年 『混声合唱とピアノのための組曲 いわかがみ 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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