アインシュタイン150の言葉 (偉人の名言集)
- ディスカヴァー・トゥエンティワン (1997年3月31日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (118ページ)
- / ISBN・EAN: 9784924751583
感想・レビュー・書評
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科学者としてではなく、人間アインシュタインの言葉が集められています。
偉大な頭脳を持っていたことは確かですが、安心できるほどの人間臭さに親しみを感じます。
生きることについての素朴な言葉が並び、稀に強烈な格言が顔を覗かせます。
まるで絵画を眺めているように、心に響く一冊。
少し恐ろしいですが、印象に残った言葉はこちらです。
「第三次世界大戦はどう戦われるのでしょうか。わたしにはわかりません。しかし、第四次大戦ならわかります。石と棒を使って戦われることでしょう。」詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
理数系人間であるはずのアインシュタインが放つ言葉は、理数系脳の思想に少しの情緒を足したような、不思議な感覚。
数学的に世の中を見たときの哲学。
哲学者の思想よりもわかりやすく、ドキっとさせられます。
たまにこの本を開いてみると、気が引き締まる。そんな本です。 -
瀬高町立図書館
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心に響く言葉がいくつかありました。
「どうして自分を責めるんですか?他人がちゃんと必要なときに責てくれるんだから、いいじゃないですか」という言葉は、ネガティブ思考な自分には特に刺さりました。 -
わたし、そして、わたしのまわりの人について 5
人生について 17
哲学、そして、人間性について 35
自然科学とその研究について 51
倫理、道徳、宗教について 71
学習、教育について 83
政治、戦争、平和について 93
ふたたび、私自身について 103
アインシュタインの生涯 116
編集後記 118 -
金大生のための読書案内で展示していた図書です。
▼先生の推薦文はこちら
https://library.kanazawa-u.ac.jp/?page_id=18426
▼金沢大学附属図書館の所蔵情報
http://www1.lib.kanazawa-u.ac.jp/recordID/catalog.bib/BA32856093 -
オススメされてお借りしました。
背景を考えながら読めば深い言葉の数々なのだと思いますが、私はサラッと読んでしまいました。 -
アインシュタインの名言を集めた著。短い言葉が1ページにひとつ、または2-3点。字面を追うだけならすぐ読めてしまいますが、一つ一つ噛み締めてじっくり読むといくらでも時間がかけられる、そんな本です。相対性理論という事しか知らなかったですが、この著で、とても謙虚で哲学的、平和を愛する人だったと知りました。たくさんの名言があります。今、心に残る言葉は、数ヶ月経つと、別の言葉が響いているかもしれない。折に触れて読み返す価値がある。
ロシアの軍事侵攻が続く今、戦争や国家についての言葉が刺さります。第二次世界大戦経験しているからの言葉だろう。
以下、心に残った言葉:
- 手段は完全になったというのに、肝心の目的がよくわからなくなったというのが、この時代の特徴と言えるでしょう。
-真理や知識の領域において裁判官になろうとする者は皆、神々の笑いによって難破してしまうでしょう。
-どうして自分を責めるんですか?他人がちゃんと必要な時に責めてくれるんだからいいじゃないですか。
- 人間性について絶望してはいけません。なぜなら、私達は人間なのですから。
- 何も考えず権威を敬う事は、真実に対する最大の敵である。
- 何かを学ぶ為には、自分で体験する以上にいい方法はない
- 寛容であると言う事は、他者の行動や気持ちに無関心でいるという事ではありません。最も大切なのは、個人に対する、社会や国家の寛容さです
- 政治の指導者や政府は、その地位を、半分は武力に、半分は選挙によって維持しています。それぞれに国の中で、道徳的あるいは知的に最も優れた人の代表とみなすことはできません
- 始めに私の政治的な信念をひとつ告白しておきましょう。それは、国家は人のために存在するのであって、国家のために人が存在するのではないという事です。
- 人間の邪悪な心を変えるより、プルトニウムの性質を変える方がやさしい。
- ローズベルト大統領に原子爆弾を造るよう勧める手紙に署名したとき、私は人生において大きな過ちを犯しました。しかし、いくらかは大義名分があったのです。ドイツが原子爆弾を造る危険が存在するという。
-第三次世界大戦はどう戦われるのでしょうか。私にはわかりません。しかし、第四次大戦ならわかります。石と棒を使って戦われることでしょう。
- 暴力が障害物を速やかに一掃してしまう事はある。しかし、暴力そのものが創造的であると証明された事は一度もない。
- この長い人生の中で私は人々から私が受けるに値する以上の賞賛を浴びてきました。正直に私の気持ちを言えば喜びよりも恥ずかしさの方がいつでもはるかに勝ってました
- 名声を得るに従って、私は愚かになっていきました。もちろんそれは、ありふれた現象です。その人そのものの姿と、他人がどうその人をとらえているか、あるいは少なくとも、どうとらえていると口に出しているかとの間には、あまりにも大きな隔たりがあります。しかし、その全てを機嫌良く受け入れなければなりません。
- 賞賛による堕落から逃れる方向はただひとつ、仕事を続ける事である。人は、立ち止まって賞賛にみみを傾けがちであるが、唯一なすべきは、賞賛から目をそらし、仕事を続けること。それ以外の方法はない
- 年老いて腰が曲がった者には、死はやってきます。自分自身が年老いて、死を、最後には返さなければならぬ借金のようなものだと思うようになった今、つくづくそう思います
- 昨日は偶像視され、今日は憎まれ、唾を吐かれ、明日には忘れさられ、明後日には聖人に列せられる。唯一の救いは、ユーモアのセンスだけだ。これは、呼吸を続ける限りはなくさないようにしよう。 -
高島屋で売却
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内容を覚えてない